テレビ東京系で、7月15日(金)からスタートする「ドラマ24『侠飯~おとこめし~』」(毎週金曜夜0:12-0:52ほか)で、柄本時生らがレギュラー出演することが分かった。
本作は福澤徹三の同名小説を映像化した作品。生瀬勝久が演じるヤクザの組長・柳刃竜一が、あることから大学生の家に住みつき、なぜか絶品の料理を振る舞う様子を描く“任侠×グルメ”の異色ドラマ。
“料理好きなヤクザの組長”と、主人公もインパクト大だが、それ以外の登場人物も、一筋縄ではいかない個性的なキャラクターばかり。
柄本が演じるのは、柳刃を自宅にかくまうことになる大学生・若水良太。ヤクザと共に生活することに戸惑いながらも、柳刃の絶品料理が楽しみで仕方がないという役をコミカルに演じる。
ストーリーが進むにつれ、就職活動中である良太が、柳刃の姿勢から自分の進むべき道を考え、成長する姿も見せていく。柄本は「主演の生瀬さんとの共演をとても楽しみにしています。とても面白くなりそうです。一生懸命頑張ります」とコメント。
レギュラー陣の紅一点で、雑誌「MORE」の専属モデルでありながら、漫画などのサブカル好きとしても知られる内田理央は、ルックスは良いが、ボーイズラブコミック好きな良太の同級生・結城春菜を演じる。内田は「今回、ヒロイン役での出演が決まった時は素直にうれしかったです! 良太がヤクザと共同生活するドキドキ感からのおいしそうなお料理の描写に、より一層おなかが減りました。お料理が食べられるのかな?って、今から楽しみです(笑)」と見どころを語った。
また、内田は、「春菜は腐女子の女子大生ですが、私も昔から漫画やアニメが大好きで学生時代も男子の友達が多かったので、共感できるところがたくさんあると思いました」と役を分析。「普段のグラビアではチャームポイントのお尻を売りにしているのですが、今回は封印してお芝居で勝負します」とちょっと残念(!?)な意気込みを口にした。
女優・高畑淳子の息子で、いまや俳優業だけではなくバラエティーにも活躍の場を広げる高畑裕太は、良太の同級生でアニメオタク、ノリの良い米倉信也役。「生瀬勝久さんという大きな存在、信頼できる監督の下、いい作品を作り上げるという一心で、全力投球したいと思います」と真面目に発言したが、「オタクという、少しエッジの効いた役は、作品の良いスパイス。そう、役者の世界ではさんしょうを食べ物にたくさん掛けて食べると芝居がうまくなるという伝説があるので、まさにそんなさんしょうのような存在でいたいです」と高畑らしく天真らんまんに語った。
戸塚純貴が演じる塩之谷洋介は、良太ら仲間内で唯一就活に成功している人で、その聡明(そうめい)さから、柳刃のことを隠そうとする良太を追い詰める。戸塚は「生瀬さん、榊監督をはじめ、念願の方々との作品作りに胸が高鳴っております。今までにはない熱いドラマになる事間違いない『侠飯』を、どうぞ召し上がれ」とメッセージを寄せた。
良太らとなぜか度々街で出会う警官コンビは、コンビとしては初の連ドラレギュラーとなるTKOの木下隆行、木本武宏が演じる。牛尾役の木下は「コンビで連ドラに出演するの初めてだから照れるなぁ。コントにならないように気を付けないと(笑)」、鳥山役の木本は「『箸休め的な役割』と言われていますが、本人としてはドラマ撮影の緊張で、箸休め的な気持ちではできません!」とコンビ初挑戦への心境を明かした。
柳刃組長の右腕である柳刃組の若頭・火野丈治役を演じるのは、三浦誠己。何かと良太を威圧し、時にはうそか本当か分からない話で翻弄(ほんろう)するが、実は柳刃と秘密を抱えているという役どころ。三浦は「全てが絶妙なマッチングで『待ってました!』と思わず叫んじゃうようなドラマ。演じる前からヨダレ出てしまっています。榊監督、山口監督に身を委ねながら侠気あふれるスタッフと共に一丸となり頑張りたい所存ではありますけど、そんなことより早よ食べたいデス。多分、この撮影で、僕、太ると思います(笑)」と予告した。
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