AKB48・宮崎美穂&小嶋真子&大和田南那「AKB48は誰も予想できない形で続いていく」
AKB48の活動に密着した秘蔵映像と撮り下ろしインタビューで構成されるドキュメンタリー映画の第5弾「存在する理由 DOCUMENTARY of AKB48」が7月8日(金)より公開される。今作でメガホンを取るのは、元NHKプロデューサー・石原真氏。そんな“石原カメラ”で切り取られてきたメンバーの中から、5期生の宮崎美穂、14期生の小嶋真子、15期生の大和田南那が今作の見どころと“今後のAKB48”について語ってくれた。
――今回、皆さんにとって身近な存在である石原さんが監督兼インタビュアーということで、やりやすかったのではないでしょうか?
宮崎美穂:私たちの活動をいつも近くで見守ってくれている方が監督だからこそ、インタビューで話せたことは多いですね。
小嶋真子:そうそう。近過ぎず遠過ぎない存在だから、“親戚のおじさん”みたいな感覚でしょうか?
大和田南那:それ、分かるかも(笑)。だからこそ、いろんなことを話しちゃいました。
――例えばどんなことを?
大和田:これから先のAKB48をどうしていきたいか?…ってこととかです。
小嶋:私も! 今までのドキュメンタリーは過去の活動を振り返ることが多かったけど、今回は“これから先のAKB48”について語られる映画になるんじゃないかなと。
宮崎:このタイミングでのドキュメンタリーだから、たかみな(高橋みなみ)の卒業や10周年についてがほとんどなのかなと思っていたんですけど、そこは少しだけ触れています。また新たなストーリーがあるので楽しみにしていただきたいですね。
小嶋:そうなんですよ。第4弾までのドキュメンタリーは、前作から最新作までの活動やその舞台裏を振り返った内容が多かったと思うんですけど、第5弾では、今後の私たち、11年目以降のAKB48が語られていると思います。
――では、現在&これからのAKB48について、率直にどんなことを考えていますか?
大和田:「AKB48の中で知っているメンバーは?」という質問に対して、OGの前田敦子さんや大島優子さんの名前は上がりますけど“次世代”と言われる私たちの中からも名前を上げてもらえるようにならないとダメだなって思います。
小嶋:「この世代でダメになった」って言われたくないですね。それは悔しいですし、先輩たちにも申し訳ないですから。これから何年先も、AKB48は続いてほしいですし。
宮崎:うん。去年でグループ結成から10周年。10年続けられたってことは20年も続くと思うんです。若いメンバーにはその歴史にとらわれず、伸び伸びと楽しく活動してほしいなって思ってます。今、次世代って呼ばれているメンバーたちに。私は9年間活動してきたけど、入った頃は、いつまでも自分たちが“次世代”って呼ばれる若手でいられると思ってました(笑)。
――小嶋さんや大和田さんはまさに今、“次世代”と呼ばれる立場ですよね。
小嶋:私はどうなんでしょう? 14期生ですけど、なーにゃ(大和田)たち15期生が入るまでは「若い!」「フレッシュだね」って言われてました。でも、後輩が入ったら、やっぱり“次世代”という言葉は下の子たちに使われることが増えましたね。ただ、その結果、環境も自分の気持ちも変わりました。負けられない!っていう、いい意味でのライバル心が芽生えたり。なーにゃにもドラフト生とかの後輩が増えたけど、どう思ってる?
大和田:まったく同じ意見ですね!(笑)。
宮崎:どの世代も必ず自分の下に“次世代”が入ってくるからね。とにかく、次の世代にバトンを渡すのは、今活動をしている私たちの役割だから頑張らないと。今までもこれから先も、AKB48は続いていくはず…誰も予想できない形でね。
「存在する理由 DOCUMENTARY of AKB48」