「とと姉ちゃん」伊藤淳史が唐沢寿明の愛のムチを告白
連続テレビ小説「とと姉ちゃん」(NHK総合ほか)で、常子がいよいよ出版社を立ち上げる。それに合わせたスタジオ取材会が行われ、高畑充希、相楽樹、杉咲花、伊藤淳史、唐沢寿明らが登壇した。
取材会は、昭和30年代前後、銀座の表通りを入ったくらいのビルの一室、モダンな木の内装で水場も付いている機能的な内装…という常子が立ち上げる出版社のセットで行われた。
高畑は、出版社の社長となる常子について「常子は必死で社員をまとめ、でも花山(唐沢寿明)さんには毎日怒られるという板挟みになります(笑)。人はこれがやりたいというものがあると人はぶつかってそこから何か生まれていくと思います。三姉妹から始まった小さな出版社の行く末を見守っていてください」と笑顔を見せた。
次女・鞠子を演じる相楽は「花山さんととと姉どちらが欠けても成り立たない、雑誌作りに懸ける二人の情熱を見てほしいです。二人の関係性が私は大好きです」とコメント。
杉咲は「出版社編になってちょっと大きな問題が起こったりしますが、私にとっては大事な回です。毎日見てください!」とアピール。
会社の経理を任される水田正平を演じる伊藤は、会社のお金をめぐっての常子とのやりとりを挙げ、「一つも社長が言うことを聞いてくれないんです(笑)。でもそれが面白いところでもあり、社長の思いが現実を越えていくところが見どころの一つになっていると思います」と分析。
花山伊佐次を演じる唐沢寿明は開口一番「どこかの国の武術の達人ではないですよ」と独特な衣装に一言。そして「実際に花森安治さんがこういう衣装を着ていたということです。何事も最初にやる人というのは普通ではないですね。花森さんも大橋鎭子が何らかの形で出会って雑誌を作り、そして今の日本を作ったといってもおかしくない二人だと思います」とモチーフとなった二人に思いをはせた。
印象的なシーンに高畑は「常子が花山に雑誌作りをしようと口説きに行くシーンです。撮影時間が360分と書いてあって、延々とやりました(笑)。思いを一つにして街を見渡すというシーンが印象深かったです」とコメントした。
伊藤は「昨日の撮影で唐沢さんが社員の役名を間違えて、それに笑ってしまって、気付かない唐沢さんに『何笑っているんだ』と頭をたたかれたことが最近の撮影のすごく印象的なことです。でも撮影は楽しいです!」と強引にまとめた。それを受けて唐沢は「力強く言っていたから…でも(伊藤は)なんにも間違えてなかった!」と反省し会場を笑わせた。
毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか
NHK総合ほかで放送