柴咲主演大河に阿部サダヲ&菅田将暉&尾上松也ら
'17年1月8日(日)からスタートする柴咲コウ主演の大河ドラマ「おんな城主 直虎」(NHK総合ほか)の新たな出演者として、阿部サダヲ、菅田将暉、尾上松也らが発表された。
「おんな城主 直虎」は、徳川家康に仕えた徳川四天王の一人・井伊直政の養母で、戦国時代に女性ながらに男性の名前で城主を務めた井伊直虎の生涯を描く。
柴咲とは映画「舞妓Haaaan!!!」('07年)などで共演のある阿部は徳川家康役。直虎が後見人として育て上げた井伊直政を家臣に迎え入れ、重用していく。
その直政を演じるのは、大河ドラマ初出演となる菅田将暉。戦国最強の精鋭部隊「井伊の赤備え」を組織して有力武将に成長する。
大河出演は4回目の尾上松也は、井伊家と密に関わる今川家の嫡男・今川氏真役に決まった。
会見に登場した菅田は「制作統括の岡本(幸江)さんと、脚本の森下(佳子)さんとは、以前『ごちそうさん』('13~'14年、NHK総合ほか)という連続テレビ小説をやらせていただきました。そのときから『次は大河だね』と声を掛けていただいていたのですが、こうして本当に実現した今、すごく浮き足立っています」と率直な感想を語った。
続けて、「直政は、真っ赤で金の角のついた甲冑(かっちゅう)が有名で、それがものすごく格好いいので、あれを着られる日を楽しみにしています」と期待をのぞかせた。
阿部は、「僕は歴史は詳しくないのですが、徳川家康はさすがに知らないとは言えないくらい有名な人。これまで演じた方を調べても大御所ばかりで驚きました。ただ、その中にカンニング竹山さんの名前があったので、少しホッとしました」と語り、笑いを誘った。
さらに、「今、僕の実年齢が46歳なんですけど、13歳から演じるんです。それを楽しみにしています!」と語った。
松也は「氏真は、今川家の御曹司ですが、父が桶狭間で死んでからは家臣の離反も相次ぎ、一時期はかなり精神的に不安定な様子が描かれるそうです。その時期はかなり悪役的な要素が多いらしく、悪行を働く役は個人的にとても好きなので楽しみです」と明かした。
ほか、今川義元を春風亭昇太、義元の母・寿桂尼を浅丘ルリ子、家康の正室。瀬名(築山殿)を菜々緒、井伊家の菩提寺の僧・傑山を市原隼人、井伊家の筆頭家老・小野政次(高橋一生)の弟・玄蕃を井上芳雄、瀬名の母・佐名を花總まり、直虎のいいなずけ・直親(三浦春馬)の隠し子を名乗る少女・高瀬を高橋ひかる、謎の山伏・松下常慶を和田正人、傑山と同じく井伊家の菩提寺の僧である昊天を小松和重が演じることも発表された。
'17年1月8日(日)スタート
毎週日曜夜8:00-8:45ほか
NHK総合ほかで放送