元オレンジサンセット岡田“やらしい手段”で新コンビ結成
7月30日、岡田康大が「岡田康大 新コンビ結成記者会見」を東京・新宿ハイジアV-1で開催、宰務翔太と新コンビ「プルメリアンズ」を結成することを発表した。
岡田は'16年5月に、約7年間活動していたコンビ・オレンジサンセットを解散。それ以降は所属事務所を辞め、活動を休止していたが、学生芸人のお笑いコンテスト「わらいを愛する学生芸人No.1決定戦」で優勝するなど、輝かしい経歴を持つ宰務と新コンビを結成した。
2人はまず、新コンビ結成までをオレンジサンセットがプロデビューした'09年から1年ずつ振り返った。岡田は、高校生時代にアマチュアの芸人として深夜番組「新しい波16」へ出演、そして「ふくらむスクラム!!」(共にフジテレビ系)へのレギュラー出演が決定。
その後、2人はそれぞれ別のコンビでライブを中心に活動し、顔見知りとなっていく。
ライブ前半は、それぞれの現在までに至るエピソードを話し、岡田は250組の芸人が参加したオーディションの中から選ばれ、富士山のふもとで共同生活しながら、ネタでしのぎを削る「爆笑ファクトリーハウス 笑けずり」(NHK BSプレミアム)に出演した際のエピソードも披露。
そして、ライブ後半は'16年を振り返るとともに、結成までに至る経緯を説明した。
岡田はこの1年を「2016年は本当にめちゃめちゃ不幸な年でして。まずコンビを解散して、事務所も辞めて。彼女と別れたし、家も一瞬なくなって、全てを失ったんです」と語った。
一方の宰務も「僕もなかなかドン底。コンビを解散しまして、ルームシェアをしていたんですけど、お笑い活動をできていないことで、精神的に病んでしまって、気が付いたらトラックを借りて、家から夜逃げならぬ“昼逃げ”をしてしまいました」と明かした。
そして、その日友人と飲んでいた宰務は、同時期に解散した岡田から「突然、電話が来た」と話し、「コンビを組もうと言われまして、僕もだいぶ心が弱ってたんで、そこにつけこまれて、やらしい手段で…」と話すと、岡田は「そんなつもりで言ってへんわ!」とすかさずツッコんだ。
なお、このライブは当日集まった取材陣や観覧客からの質問に答えるという内容となっており、客席から「今後どういう仕事をしていきたいか」を聞かれ、岡田は「多くの方に面白さを知っていただきたい」、宰務は「1人しっかりした彼女を作りたい。お笑いに精進すれば、その夢はかなうと思うので、そこに向かって猪突猛進していきたいと思います」と抱負を語った。
そして司会の青山祥子が「最後に皆さんが気になっている新しいコンビ名を発表していただきたいと思います」と言うと、2人は「プルメリアンズ」というコンビ名を発表。「プルメリアンズ」という名前について、宰務は「どれもしっくりこなかったんですけど。最終的にプルメリアの花言葉が『内気な乙女』という意味だと知って、これに決めました」と説明すると、岡田は「どこがやねん!『陽気な男子や』!」とツッコんだ。
また今後について、岡田は「『久しぶりにこんな笑った』って言われるコンビになりたい」と意気込む。一方、宰務は「“抱負”の『ほ』」と“あいうえお作文”の形式で発表しようとし、岡田は「『あいうえお作文』でいくん!?」と仰天。
「ホンマに言いたいことを、ウケるウケないにかかわらずに、普通に言っていく」と発表し、岡田が「あかんやないか!」とツッコみ、笑いに包まれてライブは終了した。
岡田康大Twitter @morumokoko
宰務翔太Twitter @saimusyota