“日本人妻”中島唱子に直撃!「今までにない体験」
8月23日(火)放送の「世界の日本人妻は見た!SP」(TBS系)では、アメリカ・ニューヨークに住む日本人妻を特集。「渡る世間は鬼ばかり」('90年ほかTBS系)の田島聖子役などで知られる女優・中島唱子らが登場し、ニューヨークでの暮らしを紹介する。
番組では、世界で暮らす日本人妻の生活に密着し、国際結婚したなれそめや現地の生活で大変なこと、暮らしてみて初めて知ったことなどを聞いて日本人妻の生活に迫っていく。
8月23日の放送では、'02年に結婚し、現在ニューヨークに住んでいる中島の生活に密着。さらに、“渡鬼”のプロデューサーである石井ふく子にインタビューし、中島の愛の物語を探っていく。
今回その中島にインタビューを敢行し、密着取材を受けた感想や番組に対する印象などを聞いた。
――今回、密着取材を受けたご感想は?
撮影は大変でした。日本から来ているスタッフと無我夢中になって作った手作り感満載の撮影でした。カメラが家にくる事も、私の主人が登場する事も初めてで、全てのプライベートをさらしてしまった、勇気としかいいようがない出来事で、「素」の自分なのか、ニューヨークにいる中島唱子を演じていたのか…全てにおいて今までにない体験でした。
――ニューヨークの魅力は何でしょうか?
いまだに世界中の人たちがこの狭いニューヨークの街に集まってくるのか不思議でなりません。多様な人種の中でもまれながら、自分という存在が世界で1人しかいないという事を実感させてくれる街。そして、自分らしくいられるのがニューヨークなのかなと思います。
私個人としては、あまりニューヨークに居る事を意識せず、街の片隅にひょっこり暮らしている感じなので、本当のニューヨークの魅力はまだまだ知らないのかもしれません。
――アメリカでの暮らしも長いかとは思いますが、「世界の日本人妻は見た!」をこれまでに見たことはありますでしょうか? この番組の印象を教えてください。
一度だけ見たことがあります。日本に滞在しているとき、浅草の喫茶店で何げなく見ていたテレビでこの番組が流れていたので、あんみつを食べながら見た記憶があります。この番組で紹介されている日本人妻の皆さんは世界に出て何かに挑戦している印象がありました。自分も日本人妻だということをすっかり忘れて番組を見ていました。
――アメリカ人の男性とご結婚された時、「渡る世間は鬼ばかり」の共演者の方の反応はいかがでしたでしょうか?
番組のレギュラーになった頃から主人とお付き合いしていたので、共演者の方々もすっかり主人の事はおなじみなんです。今では親戚のように思ってくださっています。主人が来日した時に行く国内旅行の計画も、角野(卓造)さんや岡本信人さんがアドバイスをしてくださって、すてきな日本旅ができました。
また、主人と一度楽屋でごあいさつしていただいただけなのに、(泉)ピン子さんは毎回主人の事を気に掛けてくださり、『唱子ちゃん、いい人と一緒になって良かったね』とうれしそうに主人の近況を聞いてくださり、喜んでくださいます。
――最後に、今回、番組を通して視聴者に伝えたいことはありますでしょうか?
スタイリッシュなニューヨークの街とは真逆な私のここでの生活。本当に平凡で地味な毎日ですが、優しい主人と暮らす日常は毎日が新鮮で私を豊かにしてくれています。
いつもなら脚本があり、役を演じる事でカメラの前にいた私なので、筋書きのない素の自分でカメラの前に居る事はとても恥ずかしく怖い経験でもありました。ニューヨークの遠い空の下での、私のリアルな日常と、リアルな幸福感が少しでも映し出されていたら、「世界の日本人妻」の1人になれたようでうれしく思います。
8月23日(火)夜7:00-8:54
TBS系で放送