NHK BSプレミアムで8月30日(火)からスタートする、プレミアムよるドラマ「ママゴト」(毎週火曜夜11:15-11:45)の試写会が、東京・渋谷のNHK放送センターで行われ、主演の安藤サクラ、子役の小山春朋、臼田あさ美、演出を手掛けた中田秀夫が登壇した。
「ママゴト」は、悲しい過去のあるスナックのママ・映子(安藤)が、彼女の元に預けられた5歳の大滋(小山)と暮らしながら、理想の家族の姿を探し求めていく物語。
天真らんまんな大滋の言動と、そんな大滋に振り回されてしまう映子のユーモラスな場面も見どころだ。
取材会では、緊張気味の小山の肩に安藤と臼田が両側から手を置いて励ましてあげるような場面も見られた。
安藤は「人が人と出会う温かさ、近くにいる人や、近くにいなくても誰かを思うことについてこの作品に出てあらためて考えました。小山くんの独特のかわいらしさとか、ドラマを見てくださる方に、笑いながらも温かい気持ちになっていただけたらなと思います」とコメント。
小山は「結構いいシーンがたくさんあるのでお願いします!」とアピールし、会場を笑いに包んだ。
臼田は「家族の物語でもありますが、私が演じる滋子と(安藤演じる)映子の友情の部分も大事で好きだなと思います。大事な人だからこそ言えないこと、言えることがあるということを考えさせられました。友情の部分も見ていただいて、2人とも人間らしいなと見ていただけたらと思います。何卒よろしくお願いいたします」と話した。
中田は、安藤と臼田の熱心さについて触れ「僕から特に変わったことを言ったわけではないですが、すごいなと思ったのは、やり足りないと思われたのか、安藤さんと臼田さんは“自主トレ”をされていました。飲み屋さんで、飲みながらでしょうけれど…」というと、安藤と臼田は「違います!」と即座に否定。
安藤は「方言が難しくて、臼田さんと『これは間に合わない…行きましょう!』と方言指導の先生と3人でチェーンの居酒屋さんに行きました。緑茶を飲みながらやっていて、一通り自主練習が終わった後、『終わった!』と(お酒を)飲みました」と告白した。
また、中田は安藤について「初日に、安藤さんにお会いして、目というか集中具合を見て、ほぼ僕から言うことはないなと思いました。僕はよーいスタートの『ス』をいう時に俳優さんが集中しているかどうかで、ほとんどカットがOKになるかが分かります。
集中していないともう一回いくな、と。その不安がありませんでした。安藤さんは9割映子になられつつ、役をどう演じるか非常に冷静に考えてらっしゃるなと思いました」と絶賛した。
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