大河ドラマ「真田丸」(NHK総合ほか)に出演中の大野泰広と迫田孝也が新町薬師堂(栃木県佐野市犬伏新町)を訪れた。
関ヶ原が目前に迫る「真田丸」だが、9月4日(日)放送では真田家を語る上で外せない“犬伏の別れ”が描かれる。
石田三成(山本耕史)が徳川家康(内野聖陽)打倒のために挙兵したのを受け、真田家は三成に付くか、家康に付くかを会議。最終的に、昌幸(草刈正雄)・信繁(堺雅人)は三成の西軍、信幸(大泉洋)は家康の東軍に付く。実は新町薬師堂は、その話し合いが行われたといわれている場所だ。
真田家の命運を懸けたこの密談は、家臣たちにとっても気になるものだったようで、大野演じる真田家重臣・河原綱家は、話し合いの場をのぞき、昌幸に下駄を投げつけられて前歯が折れたという逸話も残っている。
そんな大野は、「初めて来ましたが、想像以上に迫力がありますね。お堂の中にも入らせていただいて、ここで三人が話し合いをしたんだなと思うと感慨深いです」とコメント。
さらに、「綱家はどういう気持ちでのぞいたのかな…真田家のことが本当に心配だったんだろうと思います。下駄のエピソードも、ドラマでどのように描かれるのか楽しみにしていてください」とアピールした。
また、共に真田家を支える重臣・矢沢三十郎頼幸を演じる迫田は、「犬伏は真田家にとって大きなターニングポイントとなった土地。当時のピリピリとした気のようなものを感じます。“犬伏の別れ”で真田家は二つに分かれますが、三十郎にとっても、ずっとそばにいた源次郎様(信繁)との別れが訪れます。今後の展開にぜひ注目してください」と見どころを語った。
真田家の生き残りを懸けた決断が描かれる第35回「犬伏」は、9月4日(日)夜8時からNHK総合ほかで放送される。
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