野老朝雄氏が東京五輪エンブレム誕生秘話を語る

2016/09/07 10:02 配信

芸能一般

9月16日(金)放送の「デザイン・コードSP-」でアーティスト・野老朝雄氏の単独取材を敢行(C)テレビ朝日

9月16日(金)に二階堂ふみがナビゲーターを務める「デザイン・コードSP~話題のモノに秘められた深すぎる物語2016~」(夜11:15-0:15ほか、テレビ朝日系)が放送される。

同番組は、身の回りにあふれるもののデザインに着目し、そこに秘められた深い物語をひも解き、普段見慣れた景色を一変させる知的エンターテインメント番組。

今回、2020年に開催される東京オリンピック、パラリンピックの公式エンブレムを手掛けた、アーティスト・野老(ところ)朝雄氏に独占取材を敢行。ことし4月のエンブレム決定以来、あまりメディアに登場しなかった野老氏が、五輪エンブレムの誕生秘話を告白する。

また、野老氏は番組のタイトルロゴのデザインを制作。ロゴのデザインを担当するに当たり「テレビのタイトルロゴ制作は、僕にとって初めての経験なので緊張しました。このロゴを見て『ん!? 何の形かな?』と思ってくださったら、少しでも番組に興味を持っていただくきっかけになるかなと思います」と明かす。

デザインについて野老氏は「花瓶のようにも、壺のようにも、何となく目のようにも見えるかな…。または、何かの暗号のようにも思えるかもしれませんが、『デザイン・コード(Design Code)』の“D”と“C”をデザインしています。“D”と“C”は同じカーブを持っているので、左右対称の記号として使うには気持ちの良い文字。

プロのデザイナーからデザインとは無縁の方まで、番組を見る人全てに『いいね』と思っていただけるよう気を付けたのは、誰にでも分かりやすいような“シンプルさ”です」と期待を込めた。

そして、野老氏は「この番組は多彩なデザインに注目し、さまざまなデザイナーが登場する番組。そんなデザイナーたちの思いが詰まった“Design”という文字を、いちデザイナーである僕がデザインするのは、少しおこがましい気がしました。でも、デザイン番組から依頼をいただいたことは光栄です!」と語った。

その他、リオデジャネイロ五輪やあの“国民食”、さらにスクープ連発で世間を騒がせてきた話題の週刊誌まで、ことし注目された出来事や商品のデザインに隠された意外な秘密を追う。

日本選手が史上最高となる41個のメダルを獲得したリオデジャネイロ五輪で話題となった変わったデザインの卓球台に注目し、メードインジャパンの卓球台の歴史的な活躍と奇抜なデザインの意外な関係に迫る。