真田丸 昌幸&三成“知将対談”に1500人熱狂
大河ドラマ「真田丸」(NHK総合ほか)で真田昌幸を演じる草刈正雄と、石田三成を演じる山本耕史が、真田氏発祥の地・長野県上田市でトークショーを行った。
“真田の郷”での開催ということで、会場には地元だけでなく、北海道や大阪など全国各地から1500人ものファンが詰め掛け、超満員に。
作中で登場人物きっての“智将”を演じる二人のトークショーは、まずは、それぞれが演じた“役どころ”をテーマにスタート。
草刈は「真田の生き残りを懸けて、あの手この手を尽くす男。三谷幸喜さんの脚本は役者に無理をさせることがないので、素直に昌幸を演じることができました」と語った。
一方、山本は「三谷さんから『三成は人間らしく熱い男ですが、それをさらけ出すのではなく、仕事に徹するイメージ』と伝えられていました」と打ち明け、「そのイメージでプランを立て、あまり動かずに目線などで演技をする三成像を作りました」と役作りを明かした。
トークショーの後半には、印象に残ったドラマの名ぜりふを振り返るコーナーも。
山本が「昌幸が瓜売に扮した回が大好き」と草刈に水を向けると、来場者からの拍手にも後押しされ、草刈が朗々と「味ぃーよしの瓜ぃー」と歌い上げた。
さらに、山本も三成のキャラクターがよく表れた「私はほとんど間違えることがないが、ごくたまに誤った決断をすることがある」などの名ぜりふを披露。会場には割れんばかりの拍手が鳴り響いた。
その後、集まった1500人のファンと記念撮影も行われ、草刈の「えいえいおー」の掛け声に合わせ、会場が一体となって腕を突き上げた。
最後に、今後の「真田丸」の見どころについて聞かれた二人は、「これから、堺雅人さん演じる信繁がどんどん昌幸に似てきます。クライマックスに向けて、信繁の快進撃が始まるので、ぜひ見てほしい」と、昌幸と三成の薫陶を受けた信繁の大活躍を約束し、大盛況のステージを締めくくった。
毎週日曜夜8:00-8:45ほか
NHK総合ほかにて放送中