ジャニーズJr.・ふぉ~ゆ~が“だんない節”で熱く舞う!
現在公演中の、ジャニーズJr.の4人組グループ・ふぉ~ゆ~主演舞台「縁(えん)~むかしなじみ~」の囲み取材が行われ、ふぉ~ゆ~の福田悠太、越岡裕貴、辰巳雄大、松崎祐介と、佐渡稔、草村礼子が登場した。
本作は、寂びれてしまった海岸沿いの田舎町を舞台に、それぞれの悩みを抱える4人の青年が、かつて町の名物だった踊り“だんない節”を復活させ、町と人をよみがえらせる物語。東京ボードビルショーの大森博の作・演出によるオリジナル作品だ。
ふぉ~ゆ~は、メンバー4人共名前に“ゆう”が付くグループ。それにちなみ、辰巳は今作について「“縁”に助けられてるグループって、たぶん僕らが一番じゃないですかね? 縁あってこういう場所に立ててるって本当に感じています。
4人が幼なじみという設定なんですが、僕ら20年近くジャニーズにいさせてもらっているので、非常にやりやすい設定であり、また、難しかった部分でもありました。慣れ合いでやってもないし、ステージに立ってるときはお互いがライバルであり、親友でもあるので」と語った。
それぞれの役柄については当て書きの部分もあるという。実家の居酒屋で働く大樹を演じる福田は「僕の役は、台本に『4人の中のリーダー格』って書いてありました。ふぉ~ゆ~の中で一応僕がリーダーをやらせていただいてるんですけど、僕のリーダーとしての役割は、こういう取材の時に『どうもリーダーです』って言うくらいなんで」と謙遜のコメントを。
それを聞き、代わりに辰巳が福田のリーダーぶりを語ろうとすると、福田は「僕の魅力は~」とおどけてみせ、それを見た越岡は「恥ずかしがってる!(笑)」と大笑い。
その後、照れ隠しで話題を強引に変えた福田は「僕ら居酒屋大好きなんで、セットを見たときに『あーこういう店いきたいなぁ!』ってテンション上がりましたね。毎日あそこに行けて、29歳になっても毎日青春できて幸せですね!」と笑顔を見せた。
町で公務員をしている和也役の越岡は、自身の役について「僕は、当たり障りない位置にいるなぁと思って。中和してるような役でもないんですけど、(演出の)大森さんにはクッションみたいな役になってほしいって言われてます。実際ふぉ~ゆ~の中でそうかと言われたら、そうでもないですけどね(笑)」と分析。
町の漁師・健太役の松崎は「海鮮大好きなんでね。朝昼晩と寿司を食べても全然飽きないくらい魚が好きなんですよ」と、漁師役にうれしそう。「もしかしたらジャニーズ事務所入る前は、僕、漁師やってたのかなって…」とボケると「やってないでしょ! なんでうそついたの!?」とすかさず辰巳にツッコまれ会場に笑いが。「漁師役なんで、一番僕が黒くないと」と役作りで日焼けをしたことも明かした。
幼いころに町を出て行くが、14年ぶりに3人と再会する会社員の良毅を演じる辰巳は「仕事に対して熱くなり過ぎて周りを見失う瞬間もあったりするとこは、良毅と似てるかなと思います。良毅とは感じ合う部分がありますね」とコメント。物語のキーポイントとなる“だんない節”については「魂の踊りというか、日本男児というか。日本人の熱い心を表現してます。これで一世風靡(ふうび)したいな、と。出演者全員、一人一人のいろんな感情がこもった熱い踊りです!」とアピールした。
そんなふぉ~ゆ~4人の印象を、佐渡が「松崎くんは芝居のあそこをこうしたいああしたい、って結構うるさいんですよ(笑) ついていきます!」と語ると、松崎が「ついてこいよ!」と返し、メンバーが「おい!」と大慌てする一幕も。
また、ふぉ~ゆ~が劇中で中学3年生時代を演じる際に参考にした、実際の当時の写真を見たという草村が「今もかわいいけど、その写真もかわいかったぁ。共演もお友達からうらやましがられています」と、ニコニコと告白。
すると福田が「草村さんもかわいいですよ♪ 家族役なんでいろんなお話しをさせていただいたんですけど、僕の実際のおばあちゃんの話とかうれしそうに聞いてくださるんです。僕も楽しくなっちゃって…いらない話もいっぱいしましたね~」と見詰め合う。そんな様子に「あれ、僕らいらないですか?(笑) 二人だけにした方がいいですか?」と越岡がツッコんだりと、終始柔らかい笑いの絶えない囲み取材となった。
そして最後は福田が「『縁』というタイトル通り、僕らふぉ~ゆ~も縁で集まったグループです。来てくださるファンの皆さま、お客さま皆さんとの縁を感じたいと思っておりますので、温かい気持ちで見に来てくだされば、縁を共有できるんじゃないかと思います。よろしくお願いします!」と元気よく締めくくった。
【東京公演】日比谷・シアタークリエ
9月11日~9月25日(日)
【大阪】サンケイホールブリーゼ
9月29日(木)~10月3日(月)
【愛知】名古屋市公会堂
10月9日(日)~10月11日(火)