村上信五「プロのすごさを存分に見せてもらいました」
関ジャニ∞がMCを務め、楽器の演奏や歌の正確性などを競い合う音楽バラエティー特番「関ジャニ∞のTheモーツァルト音楽王No.1決定戦」の第3弾が、9月30日(金)に放送される。
今回はピアノとカラオケの2部門で開催され、第1弾から変わらずMCとして出演する関ジャニ∞の村上信五、安田章大、大倉忠義の3人が「カラオケ王No.1決定戦」収録後に開かれた囲み取材でコメントを発表した。
収録直後に行われた村上、安田、大倉の囲み取材は、大倉の「第3弾まで結構な時間が空いたので『終わったんだ…』と思っていたんです(笑)。なので、続けて呼んでいただけてうれしいなと思いました」という冗談交じりのコメントで始まる。
収録に関しては「今回もスゲーな!と思いました。人選も良くて、すごく面白い内容になっていると思います」と自信の言葉を口にした。
大倉の「スゲー」内容に関して、村上は「スタッフがよくこれだけの出演者の皆さんを口説き落としたと思います。皆さんが出てくださってこその、この盛り上がり。予期せぬドラマがたくさん起こりましたし、プロのすごさを存分に見せてもらいました。
聴き応えのある歌ばかりで、僕らにもコンサートが終わったかのような疲労感がございます(笑)」とコメント。
さらに、安田が「回を重ねるごとに自然とハードルが上がってくると思うんですけど、毎度毎度しっかりそのハードルを越えて、驚きの展開が用意されている。
番組はナマモノなのでどういう形になるか分からないものが、ここまでクオリティー高く出るか!という印象です」と語り、過去の2回をしのぐ内容の収録が行われたことをうかがわせた。
「カラオケ王No.1決定戦」出場者の中で一番の注目は、何といっても3連覇を狙うミュージカル界のスター女優・新妻聖子。過去2回、圧倒的な強さを見せつけてきた女王が今回も「打倒!新妻聖子」を掲げる挑戦者たちとの対決に臨む。
戦いぶりを見て、村上は「これぞ女王という貫録もさることながら、自然体というのがあの方の一番の魅力だと思います。僕が言うのもおこがましいですが、“らしさ”が存分に出た戦いっぷりだったのではないでしょうか」と評する。
安田は「技術はもちろんあるのでしょうが、きっと他人には言わないようなすごい練習量をこなしてきたんだなと感じました。自分がやってきたことをとにかく信じる。
そんな、すごく真っすぐな心を支えに仕事をやっていらっしゃる姿を見て、僕自身とても勉強になりました」と述べ、歌唱力だけでなく仕事への取り組み方に刺激を受けたよう。
また、大倉は「スイッチが入ったら別人になる。葉加瀬太郎さんは“憑依する”っておっしゃっていましたが、それが近くで見ているとすごく良く分かるんです。歌で映像が見えてくるような、それくらいの表現をされる。やっぱりすごい舞台に立ってきた方なんだなと思いました」と、間近で感じる新妻のすごさを述べた。
そんな女王・新妻と初戦で対するのは、世界を舞台に活躍するオペラ歌手の鷲尾麻衣。わずか数メートルの距離でソプラノの鷲尾が歌う、大作映画「タイタニック」の主題歌「My Heart Will Go On」(セリーヌ・ディオン)を聴いた村上は、その歌唱力の高さを「お金を払わなあかんくらいすごい(笑)」と表現。
安田も「目の前ですからS席ですよね(笑)」と応じ、村上の発言に同意した。
そんな安田は、路上ライブ出身のシンガーソングライター・ericaの歌声に触れ「歌詞がすんなりと耳に入ってくる透き通った声」と、独特の声質を絶賛。
また、村上は今回初めて行われたアマチュア・カラオケオーディションを勝ち抜いてきた挑戦者について「うちの丸山(隆平)くんに見とってほしかった(笑)。メンタリティーが非常に強い!
高校生、中学生とは思えないしっかりとした人間性を持っていて、それが歌にも出るんだなと強く感じました」と、メンタルが弱いと評価されることのあるメンバーの丸山を引き合いに出し、アマチュアらしからぬ堂々とした戦いぶりに賛辞を送った。
最後に大倉は「歌の中に歌い手の感情が乗って、それが聴く人の感情を揺さぶる。今回の収録でもそれを感じました」と音楽の力についてコメント。
カラオケの採点機が判定するというバラエティーでありながら、えりすぐりの出場者たちによる高い音楽性を味わえる、この番組ならではの魅力をアピールした。
9月30日(金)夜7:00-9:48
テレビ朝日系で放送
「モーツァルトへの道」
9月24日(土)昼2:00-4:25
テレビ朝日系で放送