横浜流星、オール奈良ロケで小芝風花の相手役に
俳優・横浜流星が、2017年春公開の映画「天使のいる図書館」に出演する。
「天使のいる図書館」は、奈良県の中西部に位置する4市1町でつくる葛城地域観光協議会の観光振興プロジェクトとして企画されたもの。実在する図書館を舞台に、新人司書・吉井さくらと地域の人々との交流を、心温まるタッチで描く。主人公・さくら役はことし上期の連続テレビ小説「あさが来た」(NHK総合ほか)に出演し注目を集めた小芝風花が務める。
横浜が演じるのは、さくらと心を通わせていく女性・芦高礼子(香川京子)の孫・芦高幸介。礼子は、司書であるさくらにある「探しもの」をたのみ、それをきっかけにさくらの成長を促すという役回り。その孫・幸介も、さくらにとって重要な存在になっていく。
2014年に「烈車戦隊トッキュウジャー」(テレビ朝日系)のトッキュウ4号/ヒカリ役を演じて注目を集めた横浜は、ことしも映画「オオカミ少女と黒王子」「全員、片想い」など映画5作品に出演。10月スタートのドラマ「潜入捜査アイドル・刑事(デカ)ダンス」(テレビ東京系)では、“アイドルに挑戦する元引きこもりのヲタク男子”というクセのある役柄を演じ、ブログで「毎回毎回笑えるシーンを作っていっています。休憩中も楽しいです。とにかく残りの撮影も、皆で協力して笑いを取りたいです!!笑」と報告するなど、コメディ作品に全力投球中。来年1月には人気ボーカルグループ・GReeeeNの名曲「キセキ」誕生までを描いた映画「キセキ-あの日のソビト-」の公開が控え、今もっとも注目を集める若手俳優の一人に成長した。「全員、片想い」では初の恋愛ストーリーにも挑んだ横浜。本作でも、また新たな表情を見せてくれるに違いない。
「天使のいる図書館」は今秋以降、全編を葛城地域で撮影する。監督は映画「桜ノ雨」が公開中のウエダアツシ氏、脚本は映画「天国の本屋~恋火」(04年)や「百瀬、こっちを向いて。」(14年)などの狗飼恭子氏が務め、地域の美しい景観や四季のうつろいを背景に、地元のエキストラなども多数出演して制作される。さくらが勤める図書館の嘱託職員・田中草一朗役で俳優・ナレーターの森本レオが出演することも決定している。