感情型シンガーソングライター・植田真梨恵が、12月14日(水)に約1年10カ月ぶりとなるメジャー2ndフルアルバム『ロンリーナイト マジックスペル』をリリースすることが分かった。
植田はことし、1月に「Lazward Piano“Old-fashioned.”」ツアーのスタートとともに4thシングル「スペクタクル」を発売、4月には初めてのビルボードライブ大阪公演、初のLIVE DVD「UTAUTAU vol.2」、7月には5thシングル「ふれたら消えてしまう」をリリース。
そして、10月には6thシングル「夢のパレード」の発表と、休むことなくリリースやツアー、フェスなどのイベント出演を重ねてきた。
そんな植田が、ことしの締めくくりに『はなしはそれからだ』以来のフルアルバム『ロンリーナイト マジックスペル』をリリースすることが決まった。
植田が子供のころから好きだったという“夢”という言葉をテーマにした今作のアルバムは、日常・現実で沸き起こるさまざまな出来事、日々生きている中で生まれる“ドキュメンタリー”が、音楽になることで“ファンタジー”になればという植田の思いが詰まった作品に仕上がっている。
植田は「どうしようもなくさびしい夜に、唱えるとちょっとましになる魔法の呪文のような1枚になればなと思ってつくりました」とコメント。
植田だからこその自由さで制作された楽曲が、それぞれ個性を放ちながらアルバムという一つの箱にパッケージされることによって、すてきな宝物のように輝く。
心の奥に抱えた深い淀みのようなものが見え隠れするリードトラック「ダイニング」、幸せな日常風景を明るく切り取る「パエリア」をはじめ、曲調・歌詞にかかわらず、いずれの曲もキラキラとした輝きをまとい、はかなく消えてしまいそうで何度も聴きたくなる。そんな宝箱に大切にしまっておきたくなるような楽曲が満載だ。
個性的な楽曲がそろった『ロンリーナイト マジックスペル』だが、もちろん定評のあるアートワークも健在。特に歌詞カードに描かれた植田直筆のイラストを見れば、歌に託された彼女の思いが垣間見えそうだが、それは作品をゲットしてからじっくり楽しんでほしい。
本作について、植田は「家族、愛、ひとりぼっちの夜、『夢』 家族であつまるキッチン、守れなかった約束、うけとめてすすんでゆくこと、大人になっていくこと、ドキュメントのように生々しいいろんな人たちの日常が、音楽というフィルターを通ることで、ファンタジーに変わる。
つらいとき、さみしいとき、うたうことで何か少しでも楽になるような音楽をあつめたアルバムになればと思っています」とメッセージを寄せた。
また、'17年1月13日(金)からは、東京・TSUTAYA O-EASTを皮切りに『ロンリーナイト マジックスペル』を引っ提げてのライブツアー「植田真梨恵LIVE TOUR 2017 [ロンリーナイト マジックスペル]」の開催が決定している。
この宝物のような楽曲が、ライブでどのように表現されていくのか、植田にとって最大規模となる同公演にも注目したい。
なお、10月20日(木)昼1時より、BACK UP PARTY「箱庭」を対象とした先行予約がスタートするので、今のうちにゲットしておこう。
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