11月3日(木)に放送される、天海祐希主演の木曜劇場「Chef~三ツ星の給食~」(毎週木曜夜10:00-10:54フジテレビ系)第4話に、ずんの飯尾和樹がゲスト出演することが分かった。
飯尾のフジテレビ連続ドラマ出演は「TOKYOエアポート~東京空港管制保安部~」('12年)以来、4年ぶり。天海とはバラエティーなどでの共演はあるが、ドラマでは今回が初共演となる。
飯尾の撮影初日は、いきなり天海との共演シーンからスタート。スーツにネクタイ姿でサラリーマンに成り切り、早朝にもかかわらず“真夜中の酔っぱらい”を見事に演じた。
仕事がうまくいかなかったサラリーマンを“ややすべった現場の帰り”に置き換えて演じ、さらに「せりふの中に一言づつくらいアドリブを入れてみた」という、飯尾の演技に現場は大盛り上がり。
緊張の中にも笑いのある明るい空気感で撮影が進んだ様子で、天海と飯尾が今作でどんな味わいを出すのか注目が集まる。
ゲスト出演すると聞いた時の感想を、飯尾は「とてもうれしかったですが、天海さんと一緒にお芝居をさせていただくなんて…。申し訳なくて恐縮しています」と明かす。
慣れないドラマの舞台への挑戦となるが、バラエティーの現場との違いについては「バラエティー収録と比べると、ドラマは撮影のスタート時間が早いですね。それなのに、スタッフの皆さんは大声で元気に指示を出したりしていて、築地みたいな活気がある現場でとても感動しました。緊張していたのですが、その雰囲気で体が温まった気がします」と独自の視点で分析。
また、主演の天海の印象を「天海さんと初めてお会いしたのは、随分前、仕事現場ではなく大勢の食事会の時でした。天海さんがお店に入ってきた瞬間、ものすごいオーラで…。丸刈りの相方(やす)が思わず“ない髪を整えてしまう”くらい凛としたステキな方だと思います。
今日も休憩中は、気さくに話してくださいましたが、本番になると“役に急に切り替わる瞬間”を目の当たりにして、ものすごい集中力なんだなと痛感しました」と絶賛した。
最後に「僕は天海さんの存在にたっぷり甘えて、自由に演じさせていただいています。おいしく美しい料理もたくさん出てきますので、ぜひぜひご覧下さい」とアピールした。
【第4話あらすじ】
三ツ星を取り戻すために自分の店を作ると宣言した光子(天海)は、大工さながらに角材を切り落とし、クギを打ち付けていく。翌朝、光子は、晴子(川口春奈)、小松(荒川良々)らに、自分の店ができたと誇らしげに言う。
呼び出された早紀(友近)らテレビクルーや、荒木(遠藤憲一)ら給食チームも見守る中、光子が披露したのは「シェ ミツコ」という店名と三ツ星が手書きされた看板の付いた屋台だった。三ツ星の料理が屋台で食べられるのだと自信満々の光子。昼は給食を作り、夜は屋台でフレンチを出すと自信たっぷりだ。
一方、荒木は献立作りに頭を悩ませていた。食品構成上、豆料理をメニューに組み込まなければならないのだが、豆を使った料理は子供に不人気で残食率が高くなる。晴子は、光子ならどんな豆料理を作るだろうかとつぶやく。
そして光子は、屋台でも最高の料理を出すべく準備を進め、ついに店をオープンさせる。しかし、宣伝不足や1万5000円のお任せコースのみという設定もあり、いくら待っても客が来ない。初日は、酔っ払いのサラリーマン・迫田(飯尾)だけで、数日たっても店はガラガラの状態が続いた。その様子を見て、早紀はあることを思いつく。
また数日後の朝、光子は荒木が決めた「五目豆とじゃがいもの煮込み」を、最高においしくする方法を見つけたと目を輝かせる…。
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