テレビ朝日は、12月31日(土)夜6時より「くりぃむVS林修! 年越しクイズサバイバー2016」を放送することを発表した。
「クイズサバイバー」は、くりぃむしちゅー率いる芸能人チーム50人と、林修が率いる知識人チーム25人が早押し合戦を繰り広げるクイズ番組。'14年の大みそかに第1回がオンエアされて以降、ことしの夏まで計5回の対決が放送されてきた。大みそかの対決は今回で3度目となる。
早押しクイズで出題されるのは、ことし話題になった人物やスポットなど流行に敏感な芸能人が有利なものから、四字熟語やことわざなど知識人有利の一般常識など多岐にわたる。
また、今回は新たな試みとして、正解すると美食にありつける「グルメステージ」や、新年を迎える0時をゴールとする「カウントダウンクイズ」が登場する。
番組に向け行われた会見では、くりぃむしちゅーと林が、'16年を振り返る漢字一字を発表。さらに、3人が見どころと意気込みを語った。
林が選んだ一字は“地”。その理由は、「プロ野球日本シリーズが北海道と広島という“地”方で開催され、 “地”域の活性化や再生を図る上で非常にふさわしかったと思うのと、ことしを振り返ると評判が“地”に落ちた人もいますし、築“地”問題もある。そんな中、僕は“地”道にやってこられたかなということで、この一字です」と知識人らしい見事なコメント。
くりぃむしちゅー・上田晋也は“新”。リオオリンピック・パラリンピックで数々の新記録、新ヒーローが誕生したことに掛け「僕にとっての新ヒーローはピコ太郎」と発表。また、自身に降り掛かった新しいこととして“視力の衰え”を挙げ、「老眼でカンペが読めず、無視する結果になってしまった(笑)」と意外な内幕を明かした。
そして、くりぃむしちゅー・有田哲平は“三”と発表。「三回目の年越し番組で三連勝を目指している、と見せかけ、実はこの会見場がテレビ朝日の三階にある会議室だということを一番言いたい(笑)」とボケつつ、「“ゲス不倫”も夫婦は二人なのに三人目が現れて起きた。すべてはこの三という字に集約された1年」と、ことしの世相を反映した一字となった。
次に、番組の見どころを問われた3人。上田は「11時45分に始まって、年越しの瞬間までの15分をカウントダウンしながら新年を迎えられる新クイズコーナーがイチオシ! 紅白が終わった後の15分に懸けています(笑)」と、裏番組を意識した発言で笑いを誘った。
有田は「今のところ、年越しのサバイバーでは芸能人チームが2連勝。最後の僕と林先生の直接対決でも、僕が2回とも勝っています。ことしも大学があったり塾があったり、本業が別にあって芸能界での仕事を腰掛け程度に小遣い稼ぎしている知識人たちを、芸能人チームが抹殺します(笑)! われわれはここが職場です!」と力強い言葉と口調で林に宣戦布告した。
それに対し、林は「どうもうまく歯車がかみ合わないのと、長丁場なので後半になると確実に知識人チームはスタミナがなくなってしまうのが問題。今、テレビ朝日では強力な医療チームがドラマをやっていますから、何らかの医療的なサポートを受けながらスタミナをキープするという秘策を考えたいと思います」と現在放送中の「ドクターX~外科医・大門未知子~」(毎週木曜夜9:00-9:54)と絡めたコメントを残した。
そして最後に上田は「ご家族そろって、おじいちゃんおばあちゃんからちびっこまで楽しめる番組です。ぜひ、ちょこちょこチャンネルを変えながら見ていただければと思います!」と視聴者へアピールした。
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