'17年秋に中条あやみ主演で実写映画化が決まった「覆面系ノイズ」に、志尊淳、小関裕太というフレッシュイケメン俳優が出演することが決定した。
志尊は、幼いころにニノ(中条)が出会った、曲作りをする男の子・ユズ役、そしてニノの幼なじみであり、初恋の相手・モモを小関がそれぞれ演じる。
なお、志尊は覆面バンドのメンバーという設定で、初めてのギターとピアノにも初挑戦。小関も初挑戦のベースを披露し、本編では2人のセッションシーンも。どんなシーンになるのか、期待が高まる。
本作は神奈川・鎌倉を舞台に、登場人物全員が伝えたいのに伝えられない思いを抱えているという、究極に切ないラブストーリー。
歌うことが大好きなニノは、幼いころに、いつも一緒に歌を歌っていた初恋の相手・モモ、そして曲作りをする少年・ユズという大切な存在であった2人との別れを経験する。「いつの日か、この歌声を目印に、必ず君を探し出す…」という2人との約束を信じて歌い続けてきたニノは、6年後の高校生になったある日、学校でユズと再会。
ユズの所属する、正体不明の大人気覆面バンド「in No hurry to shout」(通称イノハリ)のボーカルに誘われたニノは、新たに歌う場所を得て、その歌声に磨きをかけ、もう1人の会いたい人・モモに声を届けるため再び歌いだす。
そんなある日、モモらしい人物がプロデュースするという音楽会社の新人ボーカルオーディションを発見。果たして、それは本当のモモなのか…。ニノ、ユズ、モモそれぞれのあふれる思いが、周囲も巻き込みながら動く。
ユズの魅力について、志尊は「この作品に出演することが決まってから原作を読ませていただいたのですが、最初読んだ時と2回目、3回目を読んだ時とユズの主観で見ていくと感じたことが全然違いました。
ユズはいろいろな事を抱えながらも直向きで、いちずで、仲間思いで、負けず嫌いで、情があり、貪欲で、かわいらしいところがあるだけではなく、深く寄り添うと自分が思っていることをうまく表現できないところや不器用で自分に正直になれないところなど、言葉だけで表現できないくらい魅力がたっぷりな役だと思ってます」とコメント。
そんな役に挑むに当たって「ビジュアル面や所作についても原作を見て研究をして持ち道具や衣装、衣装の着こなし等に細くてもディテールを持たせてその世界観にはまるよう常に心掛けています」と意気込んだ。
一方、小関は脚本を読んだ感想を「ニノ、ユズ、モモの人物の綺麗な三角関係が見ていてとてももどかしく、くすぐったくなりました。とても魅力的でミステリアスな3人が音楽を通じて、心がつながり、時にはぶつかり、擦れ違い、原作も脚本もワクワクしながら読んでいました」と語る。
また、演じるモモの魅力については「閉じ込めた心を持つモモに、人は引き付けられるのではないかなと思います。僕も彼に引き付けられた人のうちの1人です」と明かした。
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