ガールズユニット・OnePixcelが11月23日、1stシングル「TONDEKE/Analoganize」を発売。メンバーの傳彩夏、鹿沼亜美、田辺奈菜美の3人にインタビューを行った。
OnePixcelは'15年9月に結成されたユニットで、これまで単独ライブや対バンライブなどを開催。'16年6月には、1stミニアルバム『ZERO』をリリースした。
今回のインタビューでは1stシングル「TONDEKE/Analoganize」や今後について、さらにクリスマスや正月の思い出などを聞いた。
――初めに、1stシングルの「TONDEKE」「Analoganize」がどんな曲かを教えていただけますか?
田辺:「TONDEKE」はかわいくてポップ。振付もみんなでできるような振りになっていて、楽しい曲です。
傳:ライブでも、ファンのみんなに「踊って」って言って、雑なレクチャーをして(笑)。
鹿沼:雑じゃないんだよ! こっちは真剣にやってるつもりなの。
田辺:雑になっちゃうんだよね。時間がなくて、「もういこう!」って。
――ファンには伝わってますか?
鹿沼:多分!
傳:「YouTube見て!」って言ってます(笑)。
鹿沼:亜美は伝わってると思ってる。でも、ライブを重ねていくごとに結構踊ってくれるようになって、恒例化してる感じの曲ですね。
――ライブ会場で一体感を出せる曲ということですね。ファンと一体になれてますか?
鹿沼:若干(笑)。
傳:個人個人で楽しんでる感じ?
鹿沼:ノリながら聴いてる人もいれば、一緒に踊ってくれてる人もいるし、踊ってくれない人もいますね(笑)。
傳:レクチャーしてるのはサビだけなんですけど。
田辺:レクチャーしてないところの振り付けもね。
傳:そこも完璧に踊ってる人もいて。
鹿沼:嬉しいよね。
田辺:それと真逆の曲が、もう1曲の「Analoganize」です。
鹿沼:ギャップ?
田辺:格好いい系で、とにかく傳ちゃんのダンス!
鹿沼:傳ちゃんのダンスがあるんですけど、それはライブじゃなきゃ見られないんですよ。
傳:CDは無言だから。
鹿沼:そう! 傳ちゃん、無言だから。
傳:最初と最後のラップ部分しか出てこないから。
鹿沼:ライブに来てくれれば、「Analoganize」のもう1つの見どころ「傳ちゃんのダンス」が見られます! どっちもライブで聴いてほしい曲ですね。
傳:ぜひ、ライブに!
――その「傳ちゃんのダンス」とは、どんなダンスですか?
鹿沼:いや、もう上級者しかできないと思います。
傳:いやいや(照)。
田辺:亜美と私はできないんですよ。傳ちゃんにしかできないですね。
鹿沼:やろうと思っても、傳ちゃんがやってる形にはならない。
田辺:ならない。奇麗にはできない。
鹿沼:やっぱり、ファンの方も傳ちゃんのダンスには驚いてる感じです。
傳:でも、まねしてくれてる人いるよ。
鹿沼:「まねしたよー」って言って、「次の日に肩が痛くなったよ」って(笑)。
傳:整骨院に行くって言ってた(笑)。
鹿沼:そういう人がいるから、やっぱり傳ちゃんだけのダンスですね。
――激しいダンスなんですね。
傳:激しく…ない?
鹿沼:傳ちゃんにとっては激しくないかもしれないけど、見てる側からしたら激しい。
田辺:すごいなーって。
傳:忙しそうだね。
鹿沼:忙しそう。
――ライブに来て、見てもらいたいですね。個人的な聴きどころ、見どころはありますか?
田辺:「TONDEKE」のMVがYouTubeに上がっているんですけど、それのダンスは頑張りました。次の日、筋肉痛になりましたもん。
鹿沼:「TONDEKE」のMV撮る時、ダンスはめっちゃ気合入れた。見どころといったら、「TONDEKE」はMVですね。
田辺:「TONDEKE」のMVは面白いよね。
鹿沼:「Analoganize」はやっぱり、傳ちゃんのダンス!
傳:いや、2人の歌も!
――鹿沼さん自身の見てほしいところはありますか?
傳:彩(傳)、「Analoganize」でBメロの亜美のソロが好き。堂々としてます。
鹿沼:ありがとうございま~す(笑)。
田辺:センター・鹿沼亜美です!って。
傳:そう! センターに鹿沼亜美、登場!みたいな感じで好き。
鹿沼:ちょっと、照れちゃうからやめて(照)。「TONDEKE」は、ななみん(田辺)の歌い方が好き。歌う前に「うん」って入れるんですよ。1テンポ間があるところが好きです。
傳:分かる、分かる。かわいいよね。
鹿沼:あと、落ちサビ? 亜美と傳ちゃんがやってるんですけど、そこの切なさを2人で表現してるんですよ。サビは結構大きめに声を出してるんですけど。
傳:かわいくやってるけど。
鹿沼:落ちサビは切なさを出すために、声を小さめにして感情を込めて歌っているので、そこは注目してほしいところかなと思います。
傳:でもさ、YouTubeに上がってたから見たの。2人とも顔が険しい。集中し過ぎて、そこの顔が険しくなってて。
鹿沼:あそこは音を外しちゃダメだって思いながら。
傳:そう、音が薄いからね。
田辺:でも、スポットライトが2人にパッて良くない?
傳:そうだね。険しかったから、もうちょっと笑顔でやろうって思った。
鹿沼:切なさを演出できてると思うから、そこはぜひ見てほしい。
――MVも切なさを表現してるんですか?
鹿沼:MVは切なくないよね。笑顔でやってます。
傳:MV、どうなってたっけ?
田辺:背景が動いてて、3Dみたいな感じ。
鹿沼:MVは本当に面白い! コマ撮りになってるとこもあるので、何回も見られるよね。全部違う感じで。
傳:見てほしい!
――2曲とも、映像込みで楽しめるんですね。
鹿沼:今回の曲は聴いてもらうだけじゃなく、ライブにも来てほしいし、映像でも見てほしい。
田辺:違った楽しみ方ができる気がします。
――1stミニアルバムは“前哨戦”ということでしたが、今回は第1歩として満足できるものになっていますか?
一同:なってます!
――その“前哨戦”から半年経ちましたが、心境に変化はありますか?
鹿沼:前ももちろん頑張ろうと思ってたんですけど、今回はより思った。
田辺:目標が具体的になった感じ? 見えてきたというか。
鹿沼:3人の気持ちが固まったというか。フワッと「頑張ろう!」と思ってたのが、「頑張る!!」になりました。
傳:思ってる事が一緒になりました。
田辺:同じ所を向いてます。
――その目標って、具体的に言えるものですか?
鹿沼:言葉にできないよね。
傳:3人でよく語ってるんですけど、その時も。
鹿沼:とりあえず、「頑張ろう!」で終わるんですよ。「今は頑張ろう!!」って。「頑張ろう!」しか言ってないけど(笑)。
田辺:何て言えばいいんだろう。
傳:言葉、本当に下手だね。
――イメージしている形や景色ってありますか?
田辺:想像して楽しんでるよね。
鹿沼:取りあえず、自分たちが大きいステージに立ってて、お客さんもたくさん入ってて。
傳:セットもいろいろあって。
鹿沼:今よりも自分たちの実力が上がって、いろんな事ができるようになって、みたいなことを話してます。
――クレーンカメラで撮られたりとか?
鹿沼:やりたいね!
――アンコールで風船が降ってきたりとか?
田辺:そういう感じ。
鹿沼:それですね!
田辺:パン!パン!がバーン!!って。あと、外で水掛けたり。
鹿沼:そうだね。夏は水をバーってやりたいね。効果音、多過ぎ(笑)。具体的ではなくて。
田辺:何年後に、どこに立ってたいとかじゃないよね。
鹿沼:OnePixcelを見てくれる人、知ってくれる人を増やしたいって思いが強いです。
【OnePixcel・ななみん、人見知りで小中学生にも緊張する へ続く。同記事は12月13日(火)朝6時配信予定】
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