SKE48須田がカットされたスク水シーンを振り返る

2016/12/18 07:00 配信

芸能一般 インタビュー


――そこにつながるんですね(笑)。さて、12月21日(水)に発売されるMV集についてもお話を伺いたいんですが、須田さんの印象に残っているMVを教えてください。

いろんなMVの撮影をさせてもらいましたけど、一番楽しかった撮影は「パレオはエメラルド」です。逆に大変だった印象が強いのは、初めてのMV撮影だった「バンジー宣言」ですね。SKE48に入ってまだ2カ月くらいで撮影というものに全然慣れていないのに、早朝から雨の降る中でバンジージャンプを跳びました。でも、うまく撮れていなかったみたいで翌日もまた朝早く起きてバンジーをしたんですけど、今度は熱があって(笑)。その後にあったダンスシーンの撮影は、監督さんに「素晴らしい! あと1回だけ撮らせて」ってテンション高めに言われるのを30回くらい繰り返しましたね(笑)。汗をいっぱいかいたおかげで熱は下がっていました(笑)。

あと、MVでショックなのは“カットは付き物”ということですね。私は選抜に入ってもポジションが端の方だったり、ドラマ仕立てのMVでもストーリーにあまり関わらない役を任されることが多かったんです。20歳になってすぐ、「片想いFinally」のMVを撮影したんですけど、早朝の撮影でスクール水着を着ることになったんです。「20歳になったばっかりなのにスクール水着を着るのか…」って思いながら、「でも撮影だから頑張ろう」と、頭から水をかぶってびしょびしょになって無言のままスクール水着姿で歩くというシーンを撮ったんですけど、使われませんでした(笑)。

'17年は無人島に行ってみたいと言う須田撮影=大川晋児


――確かにMVには入ってないですね(笑)。

「片想いFinally」はメンバー同士のキスシーンとか衝撃的なシーンが多かったんですけど、私のスクール水着という衝撃シーンは刺激が足りなかったんですかね?(笑)。他に自分がメインで映るシーンはなかったので、そこに気合を入れたんですけど。

「キスだって左利き」のMV撮影のときも、ミスもなくて、カメラが近寄ってきたときにいっぱいアピールして、誰よりもかわいくできた自信があったのに、映っていたのは“二瞬”。一瞬じゃなくて“二瞬”でした(笑)。そのときはかなりヘコみましたね。

――そんな「キスだって左利き」のMV撮影は北海道・函館だったと思いますが、ロケ撮影ならではの楽しみってありますか?

ロケ地が遠ければ遠いほどテンションが上がります。もはや観光メイン?(笑)。私はあまり生ものが得意じゃないんですけど、函館で食べたイカのお刺身はすごくおいしかったです。青森が見えるくらいの眺望の温泉にも入れましたし。「賛成カワイイ!」の撮影で行ったタイも、屋台を歩いて回ったりして楽しかったですね。カエルが意外においしかったり(笑)。

――最後に、今回のMV集に付く特典のMV衣装生写真について聞かせてください。

みんな自分が着る衣装を全員くじ引きで決めました。私が着たのは…言っていいのかな?

――まだ分からないので、ヒントにしておきましょうか。

私は今まで歌ったことのない曲の衣装になったんですけど、その衣装が同じチームEメンバーで昔からのSKEファンの福士奈央ちゃんがどうしても着たかった衣装だったみたいで。私がそれを引いた瞬間に「私もう○○じゃない」ってガッカリされました(笑)。SKEファンだった後輩がうらやむ、そんな衣装を着ましたのでお楽しみに!(笑)。