植田真梨恵、極上の歌声でファンの“心と体”を満たす!

2016/12/19 00:00 配信

音楽

植田真梨恵が「ロンリーナイト マジックスペル スペシャルダイニングライブ」を大阪・Brooklyn Parlor OSAKAにて開催した撮影:竹谷さくら

12月14日に2ndアルバム『ロンリーナイト マジックスペル』をリリースし、東名阪でのリリースイベントを終えたばかりのシンガーソングライター・植田真梨恵が、12月18日に初の試みとなるニューアルバムリリース記念招待制ライブ「ロンリーナイト マジックスペル スペシャルダイニングライブ」2日目を大阪・Brooklyn Parlor OSAKAで開催した。

17日の東京・café 104.5での開催を経ての今回、植田のアコギ、ドラム、ベース、ピアノというアコースティック編成で行った同ライブは、大阪公演ではグランドピアノを使用したアコースティックバンドというめったに見られない編成での特別感あふれるライブとなった。

アルバム収録曲「ダイニング」にちなみ、客席の人たちは食事を取りながら開演を待つ中、その名もスペシャルなライブが心はずむようなイントロとともに幕を開けた。

グランドピアノにより透明感を増した5thシングル「ふれたら消えてしまう」でスタートしたライブは、大きな拍手を受けて「カルカテレパシー」がアコースティック編成ならではのアレンジで披露されると、ステージのヘリに立ち、時に客席の中央まで訪れて一歩でも観客の近くで歌を届けようとする植田。

スペシャルディナーにも登場した「パエリア」と題された新アルバム収録曲、アコースティック編成とは思えないグルーヴ、高まる手拍子に「ちょっと早めのクリスマス会」をイメージしたという植田の言葉通り、ライブでは珍しいカバー曲「Santa Claus Is Coming To Town」など盛りだくさん。

植田の口から「“夢”がテーマになっているアルバムです。夢というものは私の願いでもあり、子供の頃とすごく近い場所にあったものなのかなと思っています」とニューアルバムについての思いが語られ、アルバムの中でも一番ノスタルジックなナンバーという、「I was Dreamin' C U Darlin」。

終盤にはニューアルバムリード曲「ダイニング」など、バラードが立て続けに披露され、透き通っていながらも芯のある歌声に、客席も物音一つ立てずにじっと聴き入っていた。

「また年が明けたら、ツアーでお会いしましょう。今日は本当にどうもありがとうございました!!」という言葉と共に、4thシングル「スペクタクル」で最後を締めくくり、スペシャルライブは終了となった。

年末にふさわしく、しっとりとした空気の中にも華やかさを兼ね備えた「ロンリーナイト マジックスペル スペシャルダイニングライブ」となったが、植田にとって、'16年は映像作品を含む5作品のリリース、自身最大規模となるライブツアー、夏フェスへの参加や映画出演(公開は'17年)など、多岐にわたる活動を続けてきた年となった。

'16年も残すところあとわずかとなるが、各地でのクリスマスイベントへの参加、12月31日(土)にはバンド編成で出演するCOUNTDOWN JAPAN 16/17が控えており、'17年1月13日(金)からは東京・TSUTAYA O-EASTより始まるアルバムツアー「植田真梨恵LIVE TOUR 2017 [ロンリーナイト マジックスペル]」の開催も決定している。

これまでに培ってきた多くの出来事が彼女の力となり、新年初となるライブツアーにてまるで魔法のように花開くことは間違いない。

CDなどの音源では決して味わえない、植田の圧倒的なパフォーマンスを堪能するべく、ライブ会場に足を踏み入れよう。

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