アイドルグループ・AKB48が、9月25〜27日にニューヨークの「Jacob Javits Center」で開催された「NEW YORK ANIME FESTIVAL」にスペシャルゲストとして出演。ミニライブなどを行った。
イベント2日目の26日には、Q&Aセッション(プレスカンファレンス)、サイン会、ミニライブを行ったABK48。Q&Aセッションでは、日本から来たファンを含め、350人の現地ファンを動員。AKB48のメンバー6人(高橋みなみ、小嶋陽菜、前田敦子、秋元才加、大島優子、宮澤佐江)に対してさまざまな質問が飛び交った。さらに、特設ステージで行われたミニライブでは、選抜メンバー12名が5曲を熱唱。1000人以上の現地ファンが殺到し、日本のライブ同様の盛り上がりを見せた。
前田は「あんなにたくさんの人が来てくれると思わなかったので、みんながちがちでした。始まって一緒に踊っていても、隣のメンバーの緊張も伝わってくるほどでした。興味本位で来てくれた人も多かったと思いますが、みんな楽しんでくれてて、緊張が和らぎ、楽しめました。またぜひ参加したいです!」とコメント。秋元も「ニューヨークはミュージカルなどが盛んなので、その中でパフォーマンスするのは緊張しました。見に来てくれた方がAKB48に興味をもってくれて、友達との話題にしてくれたらうれしいです」と喜びを語った。
さらに、翌27日にはAKB48初の海外単独ライブが、マドンナなど有名アーティストも出演したことがあるニューヨークの老舗クラブ「WEBSTER HALL」で開催。ライブは事前の抽選によってチケットを入手した現地のファン700人が来場した。開場前から会場にファンが詰め掛け、開始前には長蛇の列が。ライブは楽曲「会いたかった」から最新シングルの「言い訳Maybe」まで全17曲を熱唱。中盤の「BINGO!」「大声ダイヤモンド」では英語バージョンを披露し、ニューヨーカーを熱狂させた。12曲目の「ひこうき雲」ではファンがスカーフを振り回し、日本でのコンサート同様、会場全体で盛り上がりを見せた。その後、計2回のアンコールを行い、初の海外単独ライブを成功させた。
AKB48は、10月5日(月)〜9日(金)にカンヌの「Palais des Festivals」で開催される「mipcom」(国際テレビ番組見本市)のオープニングパーティーでミニライブを開催し、世界中のTV業界関係者の前でパフォーマンスを行う予定。また、10月6日(火)には総合プロデューサーの秋元康氏の講演も予定されている。