2017年1月11日(水)からの人気舞台新シリーズ「私のホストちゃん REBORN」上演に先駆け、1月7日(土)に「舞台 私のホストちゃんTHE FINAL ~激突!名古屋栄編~」をCS・テレ朝チャンネル1でTV初放送。
「舞台 私のホストちゃんTHE FINAL」、新シリーズの「REBORN」にも出演する、深雪(みゆき)役の染谷俊之と流星(りゅうせい)役の久保田秀敏が副音声の本人解説にも挑戦し、ここだけでしか聞けない舞台裏の秘話や貴重な裏話を披露する。
「私のホストちゃん」は女性ユーザー50万人を超えるAmebaの人気モバイルゲーム「私のホストちゃん」から派生し、2011年にドラマ化、2013年には舞台化とさまざまな形で展開。放送作家の鈴木おさむが総合プロデュースを務めている。
現実にあるホストクラブのような、“指名制”や“ランキングシステム”を導入し、観客から貢がれたラブ(ポイント)によって、ホストのランキングが日々変動、その結果によりフィナーレの内容が変わる。また、各公演の最後に発表される“太客ランキング”上位にランクインした観客には、指名したホストから実際に接客を受けられるサービスでホストクラブを疑似体験できるなど、観客参加型の公演として話題を集めている。
副音声を収録した染谷俊之と久保田秀敏がコメントを寄せた。
――舞台第3弾の「私のホストちゃんTHE FINAL ~激突!名古屋栄編~」の魅力は?
染谷:一言でいうのは難しいのですが、さまざまな枝分かれしていったストーリーが最終的に一つにまとまる話になっていて、途中「ホスト関係ないじゃん」といった要素も最後はしっかりホストにつながります。見どころとしては、歌やダンスが上手いキャストやキャラクターの強いメンバーが勢ぞろいで個性がすごく輝いた作品だったと思います。
久保田:本気でバカをやっている姿を見ていただければうれしいです。ホストランキング制度も醍醐味で、皆さんの投票で順位が変わる参加型の舞台なので、お客さんも一緒に楽しめるのが一番のいいところだと思います。
――男性キャストが多い「私のホストちゃん」、メンバー同士の雰囲気はいかがですか?
染谷:公演ではランキングで競ってはいますが、バチバチするっていうよりは誰が1位になっても喜べるカンパニーでした。言い合った後も「さっきごめんな」って言えたり、男子校のノリで仲よくできました。
久保田:実際に公演が終わった今でも飲みにいったりしていますよ。でも仲良しごっこだけではなくて、1つの舞台を作るにあたって、皆でいいものを作るために意見を言い合う事はありますし、それによって士気が高まって、よりいい方向に向かっていったりするんですよね。
――新シリーズ「REBORN」についてお聞かせ下さい
染谷:今回CS・テレ朝チャンネル1で放送する「激突!名古屋栄編」をご覧になられた方は、「札幌すすきの編」かなって思っていると思いますが、それはさておきまして、「REBORN」の特徴としてはキャストが一新してすごくフレッシュな感じがする作品になっていると思います。
久保田:今回は新しいホスト20人がランキングで競って、最終的に1位になったホストと深雪と流星で三つ巴の投票となる新しいシステムなんですが、(流星役の僕も)安心はしていられないというか、今まで以上にクオリティーの高い口説きを毎回用意しないといけないという思いがあります。また、若いキャストの皆さんが大勢入って来たので、初演で自分がやった流星を今皆がやっているような昔の自分に置き換えて稽古を楽しんでいます。
――お2人にとって「舞台 私のホストちゃん」シリーズはどういった作品ですか?
久保田:俳優としての度胸や軸を教えてもらった作品ですね。初演の時はいざ女性の前に行っても言葉が出てこなかったのですが、シリーズを重ねる度に堂々と出来る自分がいたり、女性を目の前で口説いても動じないようになっていたり。色々教えてもらいましたね。ホストちゃんには。今まで出演した作品の中で一番多く携わったシリーズでもあります。
染谷:演劇って人に見てもらって始めて完成するものだと思っていて、このホストちゃんシリーズにおいては、お客さんに見てもらって、なおかつ参加してもらって成立する本当に濃厚な舞台で、一緒に作っていくことを改めて認識させてもらった作品です。ランキングという特殊な制度があるのでなおさら、応援してくださるお客さんとの絆も確かめ合えたり…これまでそういった事を感じてなかったわけじゃないですが、さらに深く感じ取る事が出来たのがホストちゃんシリーズですね。
――最後に今回のテレビ放送を楽しみにしている視聴者の方へメッセージをお願いします。
久保田:舞台を実際にご覧いただいた方も、実はこのシーンは裏でこんな事があったんだって楽しみが出来るように、僕らも副音声で色々しゃべったりしていますので、是非お楽しみください。
染谷:舞台とは違ってランキングが決まっているものなので実際、劇場で見る際は順位の方が気になってっていう緊張感で見れてなかった部分も、放送では楽しんでいただけたらと思います。色んな事が巻き起こって、どんどん話が展開されていくんですが、本当にバカバカしい事を思いっきりやっているので、それを見て楽しんでいただければうれしいです。
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