12月31日(土)にNHK総合で生放送される「第67回NHK紅白歌合戦」のリハーサル(3日目)が、12月30日に舞台となる東京・渋谷のNHKホールで行われた。
4回目の出場となるmiwaは、ことしNHK全国学校音楽コンクールのために書き下ろした曲「結 -ゆい-」を披露。熊本市立帯山中学校合唱部の18人と共演する。
リハーサルが始まると、まずは合唱部だけのアカペラで音響チェック。透き通った歌声をホールに響かせ、miwaも思わず笑顔を見せる。そこへmiwaのギターと歌声が加わると、ダイナミックかつ繊細なコラボレーションが完成。
音響確認の合間には、miwaが緊張気味の生徒たちに、積極的に話し掛ける姿が印象的だった。「紅白出場の反響はあった?」と聞くmiwaに、生徒たちは「お母さんが泣きました」「おじいちゃんとおばあちゃんが…」などと、口々に返答。
今回出演する合唱部のメンバーたちは、紅白出場をmiwaから直に依頼されるサプライズを受けている。その際号泣していた部員たちと、早くも信頼関係を築いているようだった。
その後の会見で、miwaは「ことしのNコンのテーマは『歌が、力になる』でした。震災を乗り越えてきた帯山中学校合唱部のみんなは、それを何よりも表現できるんだと思います」と語った。
また、会見中には、直前に答えたものと同じ質問をされてしまう小さなハプニングも。しかし、miwaは表情一つ変えずに笑顔のまま丁寧に答え直し、次の質問へ。
生徒たちやマスコミ関係者、全ての人へ分け隔てなく自然な気遣いのできるところも、紅白4年連続出場を決めた理由の一つなのかもしれない。
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