映画「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」(8月4日公開)で山崎賢人扮する主人公・東方仗助のビジュアルが1月1日、解禁された。硬派な学ラン、意志の強さを物語る眉、個性的なヘアスタイルでビシッと決めた実写版・仗助のビジュアル公開で、2017年“ジョジョ”イヤーが幕を開ける!
原作は、’87年の連載開始から30周年を迎えシリーズ累計発行部数1億部に上る超人気コミック。19世紀末のイギリスから始まる名門“ジョースター家”の代々の戦いを描いた大河ストーリーで、ルーブル美術館に作品が展示され、グッチとコラボレーションを行うなど海外でも高い評価を得ている。今回映画化されるのは、日本を舞台にした第4部『ダイヤモンドは砕けない』。架空の街“杜王町”に住む高校生・仗助とその仲間たちが“スタンド(具現化した精神エネルギー)使い”との出会いや戦いを通して町を守り、成長する姿を描く。
実写化は今回が初めてで、ことし映画「一週間フレンズ。」「斉木楠雄のΨ難」にも主演するなど引っ張りだこの山崎が主人公・仗助を演じる。山崎は制作発表会見でも「仗助は正義感があり、すごく優しくて、頼もしくて強い。人間としてカッコいいなと思いながら、この役をできることにすごく誇りを持ってやりたいです」と熱く語り、撮影前から筋トレに励んで体作りを徹底。満を持して、「グレート」という口ぐせと不良っぽいしゃべり方が印象的な主人公・仗助像を作り上げた。共演には神木隆之介、小松菜奈、岡田将生、真剣佑、観月ありさ、國村隼、山田孝之、伊勢谷友介と錚々たるメンバーが顔をそろえ、東京とスペイン・シッチョスで行われた撮影もすでに終了している。
普段は温厚だが自慢の髪型をけなされると激昂する仗助だけに、公開されたビジュアルでもツヤツヤに固められたヘアスタイル、胸元と襟元にアクセサリーがついた学ランが異彩を放つ。特徴的なビジュアルについて、山崎は「仗助自身、髪型と服装にすごくこだわりを持っているので、この髪型をセットして衣装を着ると仗助として気合が入る。仗助を演じるのに見た目から入るというのはかなり重要なことでした。そしてこの髪型と衣装はシッチョスの街にものすごく馴染み杜王町そのものだと思いました」とコメント。衣装と髪型にパワーを得た山崎版・仗助の活躍に期待が高まる。
カンヌ国際映画祭など国内外で高い評価を受ける三池崇史監督のもと、シリーズ化も見据えた製作体制で臨んでいるという大型プロジェクト。そのさらなる続報にも注目したい。
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