松たか子、“アナ雪”以来のアニメ声優で広瀬すずの母に!「私でいいんでしょうか?」
原作・岩井俊二、脚本・大根仁、そして総監督・新房昭之と、日本が誇るトップクリエーターがタッグを組み、“繰り返される夏の1日”の恋の奇跡を描く感動のラブストーリー「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」が、8月18日(金)に全国公開。
声の出演は、主人公の中学生・及川なずな役に、話題作への出演が相次ぐ女優・広瀬すず、クラスメート・典道役に、アニメ声優は初挑戦となる実力派俳優・菅田将暉が、そして典道の恋敵となる友人・祐介役を、声優界のトップランナー・宮野真守が務めることで、大きな話題を集めている。
そんなこの夏注目のアニメーション映画で、なずな(声・広瀬)の母親役が、ドラマ「カルテット」(TBS系)での好演も話題をさらった演技派女優・松たか子に決定した。
アニメーション映画への参加は、世界中で空前のヒットを記録した映画「アナと雪の女王」(2013年)の主人公・エルサ役以来。そのアナ雪では、日本語吹き替え版劇中歌「レット・イット・ゴー~ありのままで~」が日本中で社会現象となり、興行収入255億円を突破、歴史的大ヒットを生み出した。
存在感のある声でアニメーション界でも確かな定評がある松が、独創性あふれる奇才・新房の世界観に参加することで、どのような化学変化が起きるのか、期待が打ち上げ花火のように高まるばかりだ。
さらに、岩井監督・脚本「四月物語」(1998年)で鮮烈な映画初主演デビューを飾り、みずみずしい女学生を演じて注目された松が、時を経て確かなキャリアを積み、岩井作品原作のアニメーション映画に、ヒロインの母親役で参加することも見どころの1つだろう。
また、なずな・典道・祐介のクラスの担任・三浦先生を、アニメーション界で絶大な人気を誇る声優・花澤香菜、クラスメートの純一を浅沼晋太郎、和弘を豊永利行、稔を梶裕貴といった、人気実力を兼ね備えた人気声優たちが、それぞれ声を担当することも発表された。
松たか子コメント
今回オファーを頂いたときは、私でいいんでしょうか?と思いましたが、岩井さんのストーリー、大根さんの脚本はまさに「青春!」で、新しい作品の小さな力になれたら、と思い受けさせていただきました。
今まで何度か声のお仕事をしていますが、アニメーションに描かれたキャラクターとどこまで1つになれるのかが、難しいです。今回“なずなの母親”を演じる上で、なずなが家を出て行きたくなるような母親になれれば…と。
でも、どこか似ている母娘の姿が伝わったら、と思い演じました。アフレコでは、「なずな!」というせりふの言い方を新房監督にいろいろと教えていただきながら名前を呼び続けました。
岩井俊二さんのドラマが新たにアニメーションとして生まれ変わるということで、魅力的なスタッフ、キャストの皆さんによって、また色鮮やかによみがえることを、私自身も楽しみにしています。