京アニ最新作「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」は来冬放送
京都アニメーション制作によるアニメ「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」のPV第1弾が公開され、2018年1月放送・世界同時配信となることが発表された。
「涼宮ハルヒの憂鬱」「けいおん!」「映画『聲の形』」など、多数のヒット作を生み出してきた京都アニメーション。その最新作となる「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」は、第5回京都アニメーション大賞初の大賞受賞作となった小説が原作だ。
2016年5月に公開されたCM第1弾はYouTubeで現在187万回再生を記録しており、日本だけでなく海外のユーザーからも注目を集めている。
本作の主人公・ヴァイオレット・エヴァーガーデンを演じるのは、「進撃の巨人」でミカサ・アッカーマン役を務めた声優の石川由依。さらに、OP主題歌をTRUEが担当する。
本編の放送・配信前にはワールドツアーを開催。7月2日(日)にロサンゼルスで行われるAnime Expo2017を皮切りに、日本を含む4か国で先行上映イベントが行われる。国内では、10月21日(土)に京都で行われる「第3回京アニ&Doファン感謝イベント 私たちは、いま!!-2年ぶりのお祭りです- 響け!京都から世界へ編」で第1話・第2話が上映される。
イントロダクション
「自動手記人形」が生まれたのは、遠い昔のこと。
活版印刷の権威であるオーランド博士は、失明してしまった小説家の妻・モリーのために、目が見えなくても文字を記すことができる機械を発明した。
小さくて可愛らしい人形があしらわれた機械。博士はそれを、妻への想いと願いを込めて「自動手記人形」と呼んだ。
やがて、「自動手記人形」は多くの人の支えとなり普及した。
今では、文字が書けない人や、想いを伝えたい人に代わって、その気持ちを汲み取り言葉にして届ける職業に就く女性たちの呼び名となっている。
これは、時代の転換期を生きた一人の少女、ヴァイオレット・エヴァーガーデンが自動手記人形として、人と人との心をつなぐ物語――
第5回京都アニメーション大賞、初の大賞受賞作が動き始める。
「お客様がお望みなら、どこでも駆けつけます。自動手記人形サービス、ヴァイオレット・エヴァーガーデンです」
ストーリー
ヴァイオレットには戦場で聞いた忘れられない言葉があった。それは、彼女にとって誰よりも大切な人から告げられた言葉。
「―――」
彼女はその意味を理解できずにいた。
とある時代のテルシス大陸。大陸を南北に分断した四年間にわたる大戦が終結し、人々は新たな時代を迎えつつあった。
かつて「武器」と呼ばれた少女、ヴァイオレット・エヴァーガーデンは、戦場を離れCH郵便社で新たな人生を歩み始めようとしていた。
彼女はそこで相手の想いをすくい上げ言葉を紡ぐ「自動手記人形」という仕事に出会い、心を動かされる。自動手記人形として働き始めたヴァイオレットは、人の心と向き合いながら、さまざまな感情や愛のかたちに触れてく。
あの時の、あの言葉の意味を探しながら。
2018年1月放送・世界同時配信
【HP】http://violet-evergarden.jp
【Twitter】@Violet_Letter
アニメ『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』PV第1弾