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Chelsy、ツアーファイナルに会場全体で“いい恋ダンス”

2017/07/04 15:47

Chelsyが東名阪ツアーファイナル公演を行った
Chelsyが東名阪ツアーファイナル公演を行った

5月24日にミニアルバム『WILL BE FINE TOMORROW』をリリースした、ガールズロックバンド・Chelsyが、7月2日に東京・SHIBUYA CLUB QUATTROにて、今作を引っ提げた東名阪ワンマンツアー「Chelsy LIVE 2017~ちぇる子とちぇる男のカーニバルはじめちゃうんだツアー~」のファイナル公演を開催した。

Honey Bee Recordsの最前線に立つChelsyの過去最大規模会場でのワンマンライブということもあり、後輩アーティストたちも応援に駆け付けた本公演。

現在、TOKYO MXで放送中の番組「真夜中のみつばち少女」の収録で、NANA(Lily's Blow)とRucaがライブ密着をしていたのだが、リハーサルから既にテンションマックスのNANAの踊りやコールをかける姿に、緊張気味だったメンバーからも笑顔がこぼれる。

MIO(ボーカル)の舞台への出演、AMI(ドラムス)のソロ楽曲「おかあさん」のリリース、そしてSHIZUKA(ベース)のグラビアへの挑戦などの個々の活動に加え、キュートなダンスを取り入れた楽曲「Restart」の“いい恋ダンス”動画の人気など、多岐にわたる活動を行ってきた彼女たち。

その全てのポテンシャルをステージで見せるさまは、単なるガールズバンドとしてくくるのは難しく、もはやジャンルやバンド形態の壁を超えた“新たなアーティストの形”を感じさせた。

多くのちぇる子とちぇる男が待ちわびていた本イベント。“カーニバル”らしく始まったお祭り騒ぎのオープニングセッションでは、「カーニバル!!」の大きな掛け声と共にテンションが上がっていく。

「Kite」のイントロが鳴り響き、MIOの「皆さん準備はよろしいですか!」の一言で会場の空気は一気に爆発。振り切れんばかりのテンションでステージから光を放つChelsyに、観客も負けじと手を上げそれに応えていく。

壮大なバラードからバキバキのロックまで振り幅は底知れず、王道で極上なJ-POPを、ロックなベース、キュートながらもタイトなドラム、艶のあるかれんなボーカルで“Chelsy色”に昇華。

この良質な楽曲群は、アコースティックセクションでも色あせることなく輝く。日替わりカバーで披露された「真夏の果実」も、Chelsyの楽曲かと錯覚するほどの完成度で魅了してくれた。

節目のワンマンライブでおなじみの映像コーナーでは、「Restart」の振り付け講座ムービーが上映された。

ライブで見せた姿とは一変、メンバーの素もうかがえるコミカルな映像に、観客は満面の笑みでダンスを練習していた。ラストのシーンでメンバーが画面外にはけていくと、同衣装に着替えたメンバーがステージに登場する。粋な演出に、会場は和やかな空気に包まれた。

その後披露された「Restart」では、ミュージックビデオにも登場しているHoney Bee Recordsの後輩アーティストたちがダンサーとして勢ぞろい!

観客も含め、会場全体が“いい恋ダンス”を踊るさまは圧巻であり、この日一番の一体感となったと言っても過言ではない。

勢いそのままに、AMIのドラムソロを経て、SHIZUKAとひぐちけい(サポートギタリスト)の絶妙に絡み合う煽情的なセッションパートでラストスパートへ。

「Orange」「YES」とロックで疾走感あふれる楽曲で本編の幕を閉じた。

アンコールで登場したメンバーは、それぞれ感謝の気持ちを述べつつも今後の予定を発表していくのだが、SHIZUKAより新しいお知らせが。

大きな話題を呼んだカメラマン・魚住誠一氏によるデジタルグラビアの、紙媒体としての写真集発売に向けてのクラウドファンディング企画をスタートさせると発表。

そして、MIOからは「今日、カメラがいっぱいあるって言ってたのは、年内に今日のライブのDVDを出すからです!」と本ライブのDVDリリースが発表された。

メジャーデビューから3年がたとうとしているChelsyが、この日のアンコールに選んだ楽曲は、メジャーデビュー曲「I Will」と、初披露となった「イノガシライン」。Chelsyの真骨頂ともいえる極上のバラードと、ポップで疾走感あふれるナンバーで、興奮の渦を巻き起こした。

また、本来なら“ダブルアンコール”の予定はなかったのだが、鳴り止まない観客の拍手、歓声に応えるようにメンバーが再々登場するという事態に。これには、帰りかけていた観客が、音に引き戻されるように慌てて会場に戻る姿も見られた。

AMIが「クアトロでのワンマンライブは私たちにとってめっちゃ挑戦だったんです。頑張ってきて…」と涙を零すと、SHIZUKAから「今、ここで泣いてちゃダメでしょ」と、もっと大きい会場でのワンマンを目指すんだ!という意気込みが見え隠れする発言も。

「汗ですけど(笑泣)」とごまかすAMIだが、最後の最後も「今日、お客さんとか、スタッフの皆さんとかいっぱいいて良かった…」と号泣。それでも、正真正銘ラストソングとなった「My way」が始まると、AMIも笑顔に戻り、圧倒的ハッピーなパフォーマンスで大盛り上がり。

会場を埋め尽くす観客たちの熱気は頂点を迎え、大団円で幕を閉じた。

全く身動きがとれないほど満員となった、本ワンマンライブ。余韻に浸る観客たちは「いつまでもこの幸せな時間が続けばいいのに」という、“多幸感”タップリな表情であふれていた。

なお、彼女たちが所属するHoney Bee Recordsは、10月21日(土)に恵比寿LIQUIDROOMにて、イベント「MITSUBACHI FES 2017」を開催する。

Chelsyはもちろんのこと、アイドルネッサンス、Astrovery、しろくろちゃんねる ちゅうにー、瀬川あやかたんこぶちん、Ciao Bella Cinquetti(チャオベッラチンクエッティ)、BAND PASSPO☆Bitter & Sweet、豚乙女、山崎あおい、Lily's Blow、Rucaに加え、OAとして涼葉、Mar.na、渡部 歩が出演。

チケットは、アーティスト別先行受付が7月10日(月)夜11時59分まで行われており、翌11日(火)からは、オフィシャル先行受付がスタートする。

この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。

「Chelsy LIVE 2017~ちぇる子とちぇる男のカーニバルはじめちゃうんだツアー~」
東京・SHIBUYA CLUB QUATTRO
【SET LIST】
オープニング セッション
1. Kite
2. It's a Small World
3. I'm in love
4. Please Please Me
5, escape
6. Happy End
7. Blue Moon
(アコースティックコーナー)
8. SistAr
9. 真夏の果実(カバー)
10. Organ
11. I still go
12. Rain
13. It's fine days
14. Animation
<踊ってみた!!レクチャー映像>
15. Restart

16. Orange
17. YES
<<アンコール>>
18. I will
19. イノガシライン(新曲)
<<ダブルアンコール>>
20. My way


■Chelsy公式サイト
【HP】http://chelsy-official.com/

「MITSUBACHI FES 2017 in TOKYO ~5th Anniversary~」
10月21日(土)東京・恵比寿LIQUIDROOM にて開催
【HP】http://honeybeestudio.jp/mitsubachifes/

「真夜中のみつばち少女 ~突然ですがフェス出ませんか?~」
毎週金曜夜3:55-4:00 
TOKYO MXにて放送
【HP】http://s.mxtv.jp/variety/mayonaka_honeybee/

画像一覧
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  • Chelsyが東名阪ツアーファイナル公演を行った
  • 【写真を見る】いつまでも鳴りやまぬコールに、まさかのダブルアンコール突入!
  • 新曲「イノガシライン」も披露した
  • Chelsyはバンドとしてだけでなく、ビジュアル面も注目の存在だ

関連人物

  • No Image

    アイドルネッサンス

  • 瀬川あやか

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