小泉孝太郎「街でも子供のしぐさを注視して、役作りの参考に(笑)」
――小泉孝太郎演じる究極のKY刑事と、松下由樹演じるベテラン刑事の迷コンビが難事件に挑む「警視庁ゼロ係~生活安全課なんでも相談室~SECOND SEASON」(テレビ東京系ほか)。ゼロ係と揶揄される窓際部署に所属する主人公の冬彦を1年半ぶりに演じる小泉は、この風変わりな刑事ドラマの撮影をとにかく楽しんでいる。
小泉:前シーズンですごく愛着を持てるキャラクターに出会えたと思っていたので、また演じられてとてもうれしいですし、撮影は楽しくて楽しくて仕方ないです(笑)
――冬彦は東大法学部卒のキャリアだが、突拍子もないヘンな刑事だ。
小泉:優秀な頭脳を持ってはいますが、少年のような部分の多い刑事です。だから、刑事ドラマになじまないように意識してます。子供っぽくもあるので、街でも子供のしぐさを注視して、冬彦の動きの参考にしたり(笑)。でも、それだけ独特のキャラなので撮影前は不安もありましたが、松下さんに会ったら、もうしっくり! 司令塔のような松下さんにバランスを取ってもらいながら、自由に演じてます
――松下をはじめとするゼロ係俳優陣とのアドリブや、新たに登場する小林稔侍、若村麻由美、駿河太郎らとのやりとりも見どころだ。
小泉:アドリブは必ずどこかで誰かが言ってるんですが、それぞれ自然に返していて、やり過ぎることもなく、さじ加減が絶妙なんですよ。そして、今シーズンから小林稔侍さんら“サスペンスチーム”も加わります。大杉漣さんたちと勝手に名付けたのですが(笑)、相反するサスペンスチームとゼロ係の対峙が面白いですよ。あと第1話で発見された白骨死体が、意外な展開を見せていきます。僕自身、面白く感じたので、最終話まで楽しんでいただけると思いますよ
毎週(金)夜8.00-8.54
テレビ東京系ほか
原作=富樫倫太郎
脚本=吉本昌弘ほか
演出=倉貫健二郎ほか
出演=小泉孝太郎、松下由樹ほか