“科学エンターテインメント”番組「すイエんサー」(毎週火曜夜7:25-7:50、NHK Eテレ)に、多田成美が出演している。
ことし4月、西尾美恋、平塚麗奈、溝部ひかると共に「すイエんサーガールズ」に加入。日常生活の中で抱くちょっとした疑問や思いをテーマに、体当たりで挑み、解き明かしている。
雑誌「ニコラ」(新潮社)の専属モデルとして活躍中の多田が、どのような心境で番組に臨んでいるのか。収録現場に直撃し、10代の本音に迫ってみた。
――まず、出演が決まった時の気持ちから教えてください。
オーディションに受かったのは(この番組が)初めてだったんです。(それまでに)何回かは受けていたんですけど、「やっと(思いが)かなった!」と思って喜びました。
それに、「すイエんサー」は昔から見ていた番組なので、出られることができてうれしかったです。
――ご両親や友達はどんな反応でしたか?
「え? 受かったの?」みたいな(笑)。「うそでしょ!?」って驚かれました。学校の友達も「すイエんサー」を見ている子が多いので、一緒に喜んでくれました。
(放送を)たまたま見ていた友達にすごく驚かれたこともあります。LINEがピコピコと来て、「待って! 出てない!?」って(笑)。そういう反応があったのもうれしかったですね。
――これまで出演した中で、印象に残っているロケはありますか?
最初に出演した回です。“学校の探偵”みたいな企画だったんですけど、謎解きが好きなので、すごく楽しかったです。
――「すイエんサーガールズ」のメンバーとは仲が良さそうですね。
はい。先輩は緊張するんですけど、みんな優しくしてくださるので楽しいです。
――特に仲がいいのは?
やっぱり一緒に入ったメンバーですね。休憩中に、ファッションや雑誌などの話をしたりしています。
――やっぱりファッションやメークが気になるんですね。
どちらもすごく好きです。モデルのお仕事もしているんですが、やっぱり好きだなぁって感じます。
――テレビ出演とモデルの仕事をする中で、違う点を考えたりはしますか?
テレビは自分で思ったことをすぐに言うのが大事だと思います。モデルはポーズなどの見た目で勝負をするので、そういうところが違うかなって思います。
――番組で学んだことが、学校の勉強に役立ったことは?
応用で使えたことはありました。基礎としてこういうことをやったから、この実験はこうなんだな、みたいな。何回かありましたね。
――内容を知らされないままロケ地まで移動し、台本なしで撮影をするそうですね?
そうなんです。事前にその日の参加メンバーと集合時間、帰る時間だけ教えていただいて、それだけで行くんですよ。(インタビュー中の)今でも「どこにいるんだろう?」「何をするんですか?」っていう状態です(笑)。
――それはすごく不安ですね(笑)。
最初は怖かったんですけど、今はワクワクしています。慣れていく中で、ポジティブに明るく考えられるようになりました。すごく楽しいです。台本もないので、撮影中は思ったことをしゃべっています。ちょっと難しいですけど(笑)。
――番組の中で注目してほしいところはありますか?
私は理科がすごく苦手なんです。学校のテストでも一番点数が低い教科なんですが、「すイエんサー」では楽しくできるので頑張っています。
――では、最後に今後番組でやってみたいことを教えてください。
運動が好きなので、泳ぐ以外の運動をやりたいです!
――水泳が駄目なんですね。過去に何かあったんですか?
ただ泳ぐのが苦手なんです(笑)。
毎週火曜夜7:25-7:50
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