第10回WOWOWシナリオ大賞受賞作「ドラマW 食い逃げキラー」が、3月21日(水・祝)にWOWOWプライムで放送される。
舘澤史岳氏による「第10回WOWOWシナリオ大賞」受賞作の「食い逃げキラー」を、劇団EXILEのメンバー・青柳翔主演で映像化した本作。
物語の舞台は、食い逃げ犯たちに悩まされる、一軒のファミリーレストラン「ワニーズ」だ。
元陸上界のエース・川谷省吾(青柳)は、ひょんなことから“食い逃げキラー“としてファミレスからスカウトされ、個性豊かな食い逃げ犯を捕まえるべく奔走する。
食い逃げ犯を追ううちに、人生から逃げ続けていた省吾が次第に成長していく姿を描くヒューマン・コメディーだ。
主人公・省吾を演じる青柳にインタビューを行い、役作りや、撮影のエピソード、作品の見どころを聞いた。
――最初に台本を読まれていかがでしたか?
走るシーンがすごく多かったので、走ることで周りの人たちの思いや自分の過去などを表現できたらいいなと思いました。
中前(勇児)監督とは以前も映画「サンゴレンジャー」(2013年)でご一緒させていただいたことがあったので、役作りする上でそこからスタートさせてもらえたのは良かったなと思っています。
「青柳君もいいアイデアとかあったら出してね」と言っていただので、せりふや動きのアイデアを出したり、ボツになったりを繰り返してやっていました。
――中前監督と、再びタッグを組まれて、現場の雰囲気はいかがでしたか?
監督はすごく頭の回転が速くて、いろいろなことに気が付くので、それに応えようとみんなで頑張っていました。進行がすごく的確で、人をいじるのも天才的なので(笑)、監督自ら現場を作って下さっている感じです。
あと、発想もすごく面白いんですよね。例えば、今回海に飛び込むシーンがあるんですけど、そこはあえて前の作品(サンゴレンジャー)に掛けているのかなと。
そういう同じ監督ならではの見どころもあるかと思います。
――本作はコメディー要素も多く入っていますが、演じる上でどういったところを意識されていましたか?
監督とお話させていただいて、前半部分は明るく楽しくしたいということで、そのあたりは意識していました。
過去を引きずるとすごく重い作品になるんですけど、(現在のシーンと)過去のシーンが交互に入っているので、シリアスな部分を見せつつ明るい部分では、千秋ちゃん(松本穂香)に引っ張られて成長し、走ることで過去を払拭していくところを描けたらいいなと思っています。
3月21日(水)夜8:00-10:00
WOWOWプライムで放送
脚本=舘澤史岳
監督=中前勇児(「天皇の料理番」「銀と金」『ガキ☆ロック』)
音楽=玉井健二&agehasprings(YUKI「JOY」,Aimer「ONE」)
出演=青柳翔、松本穂香、浅香航大、森永悠希/堀内敬子、竹中直人、石井正則、マキタスポーツ、森下能幸、中村育二、高橋努ほか
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