4月7日(土)から、NMB48・市川美織が初主演を務める映画「放課後戦記」が公開される。
2016年と2017年に、市川とりりかのダブルキャストで舞台が上演された同作は、女子高校生同士が殺し合いをする世界で、必死に生き残ろうとする女子高校生・瀬名(市川)姿を描く。
今回は、主演の市川にインタビュー。撮影時のエピソードやNMB48卒業後の目標などについて話を聞いた。
――初めに、クランクインしたころを振り返ってみていただきたいのですが、どんな気持ちでしたか?
舞台では表現できない細かな部分が、映画では再現できるかなと思って、すごくワクワクしていました。舞台はアクションシーンのスピード感を演出するのが難しかったんですけど、映画は何回も撮って、それを編集でつなげて、迫力のある映像になっているなって感じました。あと、格闘シーンが大変でした。ただ大きく演技をすればいいってわけじゃなくて、カメラの中に収まるように演技をしなきゃいけないので、難しいなって思いましたね。
――一番印象に残っているシーンは?
瀬名が屋上で1人になって泣き叫ぶシーンです。そのシーンは、最初は叫ぶ予定はなかったんです。ぼそっとつぶやく演技をしていたんですけど、土田(準平)監督から「思いっ切り叫んでください」って言われて。それまで納得いっていなかった部分もあったんですけど、それでやっと解き放たれて、瀬名の感情を自分の感情として表にどっと出せた瞬間だと思います。
――今作では、キスシーンもあります。
“的”を狙うのに顔がブルブルってぶれちゃって、難しいなって思いました(笑)。ぎこちなくなってないかなって不安でしたけど、そのぎこちなさがリアルでいいのかなって。女の子同士のキスシーンなので、生々しくいい感じになっていると思います(笑)。
下に続きます