人妻役の麻生久美子「今回は楽しさを感じられたような気がする」
M&Oplaysプロデュース「市ヶ尾の坂-伝説の虹の三兄弟」が、5月17日(金)から6月3日(日)まで、東京・本多劇場にて上演される。
本公演は、1992年に「竹中直人の会」で上演された「市ヶ尾の坂」を岩松了が新演出したもの。市ヶ尾の坂で暮らす3兄弟が懸命に生きていこうとする姿と、3人と触れ合うことになった美貌の人妻の絵合わせのような家族劇。今回、26年ぶりの再演となる。
公開前日に行われた会見で、作・演出を手掛けた岩松は「僕にとってはめずらしく、実在する場所を使って、架空の物語を書きました。当時はリアルな話で今は過去の話になっているんですけど、時の隔たりと時間をあらためて感じながら、今回稽古しました」と明かした。
岩松作品について、3兄弟の長男役の大森南朋は「僕はこれまで何本も出演させていただいているのですが、せりふがすごくきれいで、その人間が置かれている状況を空間的に教えてくださるところが勉強になります。そんな岩松さんの作品が好きです!(笑)」とコメント。
続けて、人妻役の麻生久美子は「私も岩松さんが書かれるせりふが大好きなんです。今回ご一緒させていただくのは3作目なのですが、稽古場で日々感じているのは相手がいてその相手に動かされて芝居をするというか、そこで生まれるものを自分で感じて作っていくのがすごく楽しくて…。私、今まで(稽古場で)あまり楽しいと感じたことがないんです(苦笑)。今回の稽古場では、少し楽しさを感じられたような気がします。岩松さんの演出がすごく好きで、岩松さんの言葉にしびれています!」と笑顔を見せた。
ほか、会見には三浦貴大、森優作、池津祥子が出席した。6月5日(火)以降は地方公演も行われる。
【HP】http://mo-plays.com/ichigao/
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