小芝風花、共演の小学生に同級生だと思われる!?
毎週木曜夜10時より放送中の「早子先生、結婚するって本当ですか?」(フジテレビ系)で、主人公・早子(松下奈緒)が通う小学校の保健教師・莉々役で出演する、小芝風花にインタビューを敢行。
実年齢より3歳上の莉々の役作りについて、現場でのエピソードについて、マイブームについても語ってもらった。
――ここまでの撮影を振り返っていかがですか?
ようやく莉々の深い部分が分かってきました。彼女は将来の年表を作っているんですけど、初めて見た時はビックリしました! 面白いくらい細かく設定しているんです。マイカー購入とか、何歳に結婚相手が見つかり、何歳で結婚、第1子、何歳で第2子…など。すごく真面目な女の子なので、もしその通りにいかなかったらどうするのか、気になるところですね(笑)。
――小芝さんもそういう予定を考えますか?
そこまで細かくないですが、私も将来を想像するのが好きなので、何歳までにこういう映画に出られたらいいなとかは考えます。そういう部分はうっすらと似ています。ありがたいことに、今のところかなっています(笑)。
――それはすごい! 例えばどんなことですか?
例えば、食べ放題に行きたいとか(笑)、いつか映画で女優として大きな賞をいただけるようになりたいとか、将来の目標とか、小さいものから大きいものまで、いっぱい作っています。いつまでにこういうふうになっていたい、などと想像しながら。ちゃんと目標通りその年でかなったということはないですが、多少前後していても結果かなっているんです。妹と一緒に、2年後の自分へ手紙を書きました。それを2年後に見て、実現できたかを振り返ります。その時にどうなっているのか、楽しみです。
――なるほど。今回の役では白衣に眼鏡の衣装ですが、ご自分で見てどうですか?
眼鏡だったり、白衣だったり、ビジュアルで(童顔を)助けていただいているなと思っています。やはり小学生でも高学年くらいの子と並ぶと、そっちになじんでしまうので(笑)。
――さすがにそれはないでしょう!(笑)
いえいえ!(笑) 先日、松下さんと6年生役の子と私と3人で並んでいたんですけど、松下さんがこちらを見て「あれ?」みたいな顔をしていたんです。「松下さん、(小学生と)同じって言わないでくださいね!」って言ったら、「いや、なじんでるよ!」って松下さんにも言われてしまいました(笑)。
――「子どもが好き」と以前おっしゃっていたと思うんですけど、小学生はどうですか?
パワフルです!(笑) 「おはようございます!」って元気にあいさつされると、私ももっと元気を出さないといけないなと思って、元気をもらっています。一人一人とお話する機会があると、照れ屋さんだったり、お喋りが好きな子がいたり、女の子の方が大人だなって思ったり、いろんな子がいて楽しいです。
――小学生の子から、「あれ? 大人?」のような反応は…?(笑)
いやぁ(笑)。でも、最初のリハーサルの時、私服でやったんですけど、何か高学年の女の子が私を見て不思議そうな顔をしていたんです。同じシーンで、白衣を着て眼鏡をかけたらようやく「白衣を着たら全然雰囲気違いますね~!」って言われて、「そうなの! 今は先生に見えてる?」って聞いて、笑い合ったことがありました。
やっぱり小学生の子から見ても危ないんだな…と焦りました。私の中・高の保健室の先生が、若くて小柄な先生で、休み時間になると怪我や病気もせずに、みんなが遊びに来るような先生だったんです。だから、そんな感じの保健室の先生を演じられたらいいなと思っています。相談事がなくても、ただお喋りに来る先生のように。
――主演の松下さんの印象は?
ピアノが得意で髪の毛が長くて、すごく女性らしいイメージがあったんですけど、実際にお会いしたら…男っぽいところがありました。男気のある部分がたくさんあって、格好いいなと思いました(笑)。
――どんなふうに格好いいんですか?
私が現場で編み物をしていたときに「女の子らしい趣味してるね~! 私、絶対そんなことできないわ」っておっしゃられて、イメージと違うなと。むしろ編み物をやっていらっしゃるイメージだったので。あと、楽屋で“モデル歩き”をみんなでしたことがあったんです。
八嶋智人さんと貫地谷しほりさんが悪ふざけで。そのとき、八嶋さんが「奈緒ちゃんやってよ!」って振って、松下さんがやられたら、もうメンズモデルみたいな歩き方で、「格好いい!!」と思いました。すかさずムービーを撮っちゃいました(笑)。それをグループLINEに…、あ、送り忘れていました!
――今のマイブームは?
編み物ですね。以前もお話させていただいたかと思いますが、いまだにブームが続いています(笑)。先日も新しいポーチが完成しました! ただ、だんだん自分用のポーチもいらないなと思ってきて、今度は誰かの誕生日プレゼント用にかわいいのを作りたいなと思っていたところです。
――いずれは自分の服とかも作っちゃうのでは?(笑)
服も作り方が載っている本がたくさんあるので、そういうのもいつか作りたいです。もうちょっとしたら冬用に毛布を編みたいなと。めっちゃ大きいので、モチーフを70枚くらいつなげないと駄目なんですよ。なので、夏くらいから始めて、冬までに毛布を完成させて、ちゃんとした掛け布団を作りたいです(笑)。
――タイトルにちなんで、「本当ですか?」って聞きたいことは?
そうですね…やっぱり食べると太るって本当ですか?(笑)
――それは本当です(笑)。
嫌ですよねえ! いまだに信じたくない!(笑) 私は全部ゼロカロリーだと思って食べていますから。先日も、メークさんとスイーツパラダイスに行って、いっぱい食べてきました。味が変わらずにカロリーがなくなるものってないですかね?(笑)
――ないです(笑)。では、最後に見どころをお願いします。
毎回、早子先生の運命の相手かな?という人が現れるのですが、そのお相手が毎回個性豊かな方ばかりなんです。どの人が早子の運命の相手なんだろう、という目線でも見てほしいです。映像もきれいで心を落ち着かせて見られるドラマだと思うので、心穏やかに見ていただけたらうれしいですね。