北村総一朗のSNS

  • 玄界灘を食う

    さあ、いよいよ義弟の運転するレンタカーで、直方市下新入にある妻の実家の菩提寺、長安寺へと向かいます。途中、何としても、…

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  • 博多を食う

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  • 福岡を食う

    発熱と疲労のため、ブログのアップが遅れ、後から声を出す腹話術の様になりました。お許しください。 先ずは、大谷翔平、第一…

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  • さようなら。

    寺田農が逝った。まさかそんな。唇が震えて言葉が出ない。文学座の第一期生として共に演劇を学んだ戦友だ。当時は、未だ早稲田…

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  • 九州寿司!

    さて、今日の私と言えば、人恋しさか、運動不足解消の為か、半年近く続けた抗がん剤の蓄積による気怠い身体に喝を入れ、奥さん…

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  • 第二期生の卒業を祝して。

    第二期生の皆さん、卒業おめでとう御座います。 君達は、あまりにも強い刺激と情報過多に満ちた時代の真っ只中を生きています…

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  • ”冒険日記【358日目】〜母について〜”

    真に生きる、人間の姿を是非知ってください。彼のこころのうちには、人間に対する、本物の愛に溢れています。続きをみる『著作…

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  • Pit昴へ

    力を注入して劇団へと出かけた。久しぶりに、養成所二期生の修了公演を観劇する為、ティーエスワン服用期の気だるさを抱えなが…

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  • 6ヶ月目の点検。

    今更、何を言ってるのか時代錯誤も甚だしいと失笑されるでしょうが、最近車を手放し、電車やバスと公共交通機関を利用するよう…

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  • ご笑覧下さい。

    膵炎を併発する可能性大ということで、脂質の摂取を固く禁じられている私は、外食が出来ず、いつも難渋している。 とどのつま…

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  • 昭和を想う

    今年は、昨年4月義母が他界した為、年末年始のご挨拶は御遠慮させていただいた。 それでも、毎年の元旦の習慣で、つい郵便受…

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  • 酸素カプセル。

    実は、私は嘗てから酸素カプセルと言うものを一度試してみたいと考えていたのです。 この酸素カプセルのエビデンスは、それぞ…

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  • 新年

    除夜の鐘が鳴ってます。鐘の音が、内臓を揺るがせ、刻を連れ去り心を洗います。 病巣も、この厳粛な日本の続きをみる『著作権…

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  • 戯れる!

    三日間の若い後輩との芝居づくりと言う戯れは楽しく、久しぶりに身体中に、熱い血が駆け巡るのを感じた。私とは初めての出会い…

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  • 闘う!

    例えばそれが闘病の為であれ、其々の孤独の中、精一杯生きる意味を見つけようと朝が来るのを待つ人達が居ます。病魔と闘ってい…

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玄界灘を食う
2024/04/14 09:38アメブロ

さあ、いよいよ義弟の運転するレンタカーで、直方市下新入にある妻の実家の菩提寺、長安寺へと向かいます。途中、何としても、立ち寄りたい場所があり訪ねると、余りにも突然な私の訪問にお店の皆さんは、驚きと喜びで歓迎してくれました。さて、この店の正体は、「成金饅頭」を販売している和菓子屋さんです。 喪服にマフラーは、黒のネクタイをカバーするためです。  どうも、落ち着きません。 直方名物、「成金饅頭 大石本家」の女将さんと。 お店の斜め前に、直方市民劇場がありました。 そこに偶然、飯塚市民劇場の池田さんが、いらしていて、懐かしい顔にお会いできました。 直方市民劇場の脇坂俊幸さんと。奥様が直方市民劇場の事務局長さんです。 成金饅頭です。 我々を取り巻くあらゆるジャンルのツ-ルが、利便性を求めて急速に縮小化へと向かう中、おっとどっこい、この昭和のどら焼きの横綱「成金饅頭」は、頑としてそれ譲らず、今も尚その大きさを保ちつつ、一つ一つ心を込めて手作業で作り続けています。目に見えぬ不条理に抵抗し、当然の条理を死守すうかのように。 鮮やかな「梅」の焼き印を背負い、薄くてもっちりした皮の中には隙間なくぎっしりと白餡を詰め込み、決して甘すぎず、その味は秀逸です。 その昔、直方は炭鉱バブルで賑わっていました。炭鉱成金達が自分の財をおまんじゅうの大きさで競ったと聞きます。人間の罪のない、平和な戦いです。 時間に追われて、お土産用と自宅用を買い求めて、別れを惜しみ、長安寺へと急ぎます。 所で私は、突然病魔に襲われ、入院を余儀なくされた為、義母の葬儀にも四九日にも出席出来ず、常に自身の心に蟠(わだかまり)を残したまま、申し訳ない気持ちで過ごしてきました。そこで、人間がつつがなく生きるために、祖先が自ら宗教的伝統や文化的体験から編み出してきた「一周忌」と言う厳粛な「儀式」に救いを求めて身を委ね、懊悩焦慮する日々を消し去ろうと、少しばかりの病の気怠さ等は、吹き飛ばして、何はさておき、ここ福岡へと飛び立った訳です。   長安寺です。   和尚様登場!一周忌法要の始まりです。 法要後、和尚さんと親戚や母の友達と一緒に。気のせいか義母の笑顔をみたような、和尚さんに心より感謝いたします。 法要後、義母が好きだったと言う鮨屋台「ぶどうの樹」で親戚の皆さんと会食します。彼女の好んだ続きをみる

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博多を食う
2024/04/10 22:27アメブロ

福岡市中央区西中州の、博多の味を伝え続ける名店 「博多ふじ本」奥さんの友人の紹介で、個室を予約していただきました。 さあっ、どんな料理が出てくるかな。 前菜 ばらこ和え(鯛と、とびこを和えてあります) 鯛とアオリイカとムラサキウニのお刺身新鮮さは、何より料理の命ですね。 春野菜の炊き合わせ(筍と蕗と菜の花とがんもどき) 鯛の骨蒸し 柳川の鰻地元の天然鰻は、あっさりとして柔らかく、類をみない味わいです。 骨蒸しのお吸い物鯛の骨蒸しを頂いた残り汁を使い、絶品のスープとして蘇ります。 お雑煮 (博多風 鰤と鶏肉とかつお菜) 福岡は、あご出汁がベースですね。福岡のお雑煮と言えば、これが基本らしい続きをみる

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福岡を食う
2024/04/08 22:04アメブロ

発熱と疲労のため、ブログのアップが遅れ、後から声を出す腹話術の様になりました。お許しください。 先ずは、大谷翔平、第一号と二号ホームランおめでとう。良かった。ホッとしました。そして有難う。山本由伸投手、見事な一勝おめでとう。嬉しいですね。 今、私は二日後に行われる義母の一周忌法要のため、福岡に来てます。お寺さんが「直方」と言う市内から車で一時間強を要する所にあると言うことで、福岡市内のホテルに宿を取り、そこで二日間はゆっくりして奥さんの出身地、博多を楽しもうと三泊四日の予定を立て、四月四日、曇天の中、一面に敷き詰めた白い雲の絨毯を突き破り、少々その天候に不安を抱きながらも東京を飛び立ちました。 羽田空港より↓ ↓ 離陸前の機内にて↓実は不安なのです。↓ はあ、着きました。 先ずは、福岡の商店街を散策し、つまりは、博多の美味を食らい、この地の食文化の珍味佳肴を独り占めする喜びに浸ることです。先祖たちは海の荒波に洗われる日本列島に住みつき、激しい生活環境や過酷な自然環境に挑み続けながら海の幸と、濃産物の恵を頂き、日本の食文続きをみる

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さようなら。
2024/03/23 22:53アメブロ

寺田農が逝った。まさかそんな。唇が震えて言葉が出ない。文学座の第一期生として共に演劇を学んだ戦友だ。当時は、未だ早稲田大学の学生で、養成所の三十人強の中で最も若く幼さを残した美少年だった。 私より七歳も年下の彼が、さっさと逝ってしまった。 俺の病を心配して、電話で「頑張れ」と言ってくれたじゃないか。テラ、お前が先に続きをみる

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九州寿司!
2024/03/13 21:40アメブロ

さて、今日の私と言えば、人恋しさか、運動不足解消の為か、半年近く続けた抗がん剤の蓄積による気怠い身体に喝を入れ、奥さんに鼓舞されながら、久しぶりに賑い豊かな二子玉川の商業施設へと急ぐ事にした。 バスに乗り込んできた私を見て、席を譲ってくれる若者がいる。ありふれた日常の何気ない風景の筈だが、優しさに胸が熱い。「ありがとう」と言って、席を譲ってもらうそんな自分を、ふと不思議に思う。あゝ私は他人から見れば、当然至極の事の様に老人に見えるのだ。それを、自然に受け入れている自分が、なんとも不可解で寂しい。もう一度「ありがとう」頭を下げて譲られた席に座った。清々しい気持ちが、脳内を撫ぜる。降り際に、再びその若者と会釈を交わして、バスを降りた。 最近、公共交通機関を、度々利用する様になって、どうもこの様な若者が少なくなって居ると感じるのは、断末魔の昭和の孤独な人間の遠吠えに過ぎないのだろうか。「杞人の憂い」なら、それに越したことはないのだが。 目的地に着いたところで、何はさておきデパートで奥さんの買い物をする。 奥さんが購入した洋服の袋を抱いて休む私。 ホワイトデーは羊羹です! そして、ホワイト続きをみる

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第二期生の卒業を祝して。
2024/03/01 16:13アメブロ

第二期生の皆さん、卒業おめでとう御座います。 君達は、あまりにも強い刺激と情報過多に満ちた時代の真っ只中を生きています。文明の発展は、あらゆる分野からの解答を瞬時に提供してくれます。ともすれば、それらが君達から、努力や工夫する事や思考力を横取りし、右へ並えの無難で、平均点優先の精神を強要したのかもしれません。 君たちが迷っていることは知っています。それは、我々みんなが迷っているのですから。君たちは何事かを成さねばならぬと焦っていることも知っています。それも、我々みんなが焦っていることですから。 しかし君達は「我考う(思う)故に我あり」と言う言葉の真意に気付かなければなりません。 それは常に考えること、常に疑うこと、常に努力、工夫する事の繰り返しのみが、我々を道化芝居から、また、マンネリ芝居から救い出してくれると言う事なのですから。どんな卑属な空気の中でも、君達の知的好奇心を眠らせてはいけません。 そして演劇に対して真摯に向き合い,謙虚さを失ってはなりません。先輩への、礼節を欠く様な集団は破滅を速める事になるでしょう。 君達は、あの人の様な素敵な俳優になりたいとか、表面的な俳優業の眩しさに憧れて、この道を選んだことでしょう。 しかし、これからは、「自分は俳優なんだ」と言う自我に目覚めなければいけないのです。 配役され、稽古に入り、舞台に立つ、その期間だけだけ、自分は役者だと自己表現をする人が意外と多いことに驚かされます。たとえ、舞台から解放されて、ありふれた私生活の続きをみる

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”冒険日記【358日目】〜母について〜”
2024/02/24 12:05アメブロ

真に生きる、人間の姿を是非知ってください。彼のこころのうちには、人間に対する、本物の愛に溢れています。続きをみる

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Pit昴へ
2024/02/15 23:42アメブロ

力を注入して劇団へと出かけた。久しぶりに、養成所二期生の修了公演を観劇する為、ティーエスワン服用期の気だるさを抱えながら、劇団の稽古場「pit昴」へと向かう。去年は私も一期生の修了公演に関わっただけに、余計に愛着が湧いてくる。 池袋から東武東上線に乗り換え、大山駅に降りる。 50分も早く着いた為、駅の近くの昭和の雰囲気をそのまま保ち続ける、私のお気に入りの喫茶店に入る。食器棚に並べられた、コーヒーカップが素晴らしい。この様な昭和の記憶を留めた、喫茶店に出会うことも現在では少なくなった。 幕が開く。小さな稽古場に若い声が破裂する。 芝居の良し悪しはさておき、生徒達の情熱を感じる一方で、彼らの続きをみる

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6ヶ月目の点検。
2024/01/27 17:20アメブロ

今更、何を言ってるのか時代錯誤も甚だしいと失笑されるでしょうが、最近車を手放し、電車やバスと公共交通機関を利用するようになって、その余りにも変貌した現在の車内の様相に、寂しく戸惑うのです。 私の若い頃は、読書をしたり、新聞や雑誌を読んだり、疲れたて他人の肩にもたれかけてる人達を多く見かけたものです。満員電車の中で、新聞を広げて読む事を非難しながらも、その新聞を横目で盗み見して、ふと気付かれて慌てて目を逸らす、なんて事がたびたびでした。仲間同士の交わしている楽しい会話も快く耳にしたものです。良くも悪くも、人と人との繋がりがあったように思います。それとは余りにも違う景色が今、病院へ向かう僕の面前に広がってます。座っている人は勿論のこと、立っている人までもが指を忙しく動かして一様に下を向いてスマートフォンを見つめています。驚くことに目を閉じている人さえも、手にスマホをしっかり握っています。 現代人の寂寥感を感じてしまう一景です。車内の主役は孤独なスマホです。若い人達にはどうやらイヤフォンが脇役のようです。 文明の利器は、新しい時代を創り、私自身もその恩恵を蒙り、昭和は益々霞んでいくようです。 時代は潔く変わりました。 そんな老人のノスタルジーに浸りながら、重粒子線治療後の6ケ月点検の為、続きをみる

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ご笑覧下さい。
2024/01/19 20:32アメブロ

膵炎を併発する可能性大ということで、脂質の摂取を固く禁じられている私は、外食が出来ず、いつも難渋している。 とどのつまり、うどんか蕎麦という所で落ち着いてしまう。だが、そのため予期せぬ続きをみる

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昭和を想う
2024/01/11 23:14アメブロ

今年は、昨年4月義母が他界した為、年末年始のご挨拶は御遠慮させていただいた。 それでも、毎年の元旦の習慣で、つい郵便受けを覗いてみる。 当たり前の様に年賀状は、殆どない。何か寂しいのだ。 普段は、空威張りして、その面倒くささに「虚礼廃止」などと、公言して憚らないが、いざ年賀状が来ない正月は、MailやLINEでのそれと同じく、まるで炭酸の抜けたコーラの様だ。 今の、若い人たちには反感を受けるのを覚悟で、あえて私の昭和へのノスタルジーを書き留めておく。 昭和と言えば、ここ数年、昭和の時代を生き抜き、世界的にも国内的にもその卓越した才能を放ち、我々に誇りと勇気と楽しみを与え続けてくれた著名人の方々が次々に泉下の客となった。ここに謹んでお悔やみを申し上げると共に、その偉大な功績を讃え、感謝の意を表します。お疲れ様でした。そして、ありがとう御座いました。 昭和が、確実に後ろに沈んでゆく。今、新時代が暗雲を孕んで大きく動き出した様だ。 安部晋三元総理の不慮の死以来、それらの動きが顕著になった様に感じるのは、私だけの偏見だろうか? 何故か、長きにわたりタブー視されて来たあ続きをみる

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酸素カプセル。
2024/01/06 12:52アメブロ

実は、私は嘗てから酸素カプセルと言うものを一度試してみたいと考えていたのです。 この酸素カプセルのエビデンスは、それぞれのジャンルでその効果は既に実証済みです。 病魔はきっと次々と新たな武器を繰り出して、他の臓器えの移転を虎視眈々と狙ってくるでしょうから、それならこちらも、新たな武器で迎撃してやろうじゃないかと考えてみたのです。それが例えイタチごっこであっても、毅然として挑み続けなければなりません。そこで、この機を逃さず酸素カプセルを、いよいよ試してみる事を決意した次第です。 そんなわけで、「いざ、鎌倉へ!」と勇躍、整体院へ駆け込みました。 整体師から酸素カプセルの一応の説明を受けて、一粒の飴が与えられます。 実はこの飴は、カプセルの内部が高気圧になる為、唾を蓄え飲み込み、耳抜きを容易にする効果があるとのことです さあ開始です。 狭いカプセルの中は、天井に透明なアクリル板が貼られていて部屋全体を感じられて、閉じ込められたような孤独という寂寥感は微塵もありません。ゴォーという、音と共に酸素が吹き出して来ます。飴が硬くてなかなか溶けず、ツルッと滑り込み、誤嚥する事が心配になり却って邪魔になります。飴がなくとも唾くらい,いつでも出します。念のため、次回は自分好みの飴を密かに用意するつもりです。 40分も過ぎたでしょうか、血流が運ぶ酸素が指先まで駆け巡り、ドキドキと息をしてい続きをみる

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新年
2024/01/01 00:14アメブロ

除夜の鐘が鳴ってます。鐘の音が、内臓を揺るがせ、刻を連れ去り心を洗います。 病巣も、この厳粛な日本の続きをみる

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戯れる!
2023/12/27 18:45アメブロ

三日間の若い後輩との芝居づくりと言う戯れは楽しく、久しぶりに身体中に、熱い血が駆け巡るのを感じた。私とは初めての出会いとなる養成所の生徒たちと、特別参加希望の有志達の待つ稽古場へと、急いだ。私の体調への気遣いからか稽古場は緊張感で張り詰めている。と、その時一斉に「おはようございます、宜しくお願いします」と健康と若さに満ち溢れた元気が爆発しての大合唱だ。抗がん剤の副作用の気怠さなぞ、一瞬に吹き飛び、驚くほど嬉しい。若さは純粋な宝石だ。 それにしても今の若い新入生は、相対的に僕らの世代の若い時と比べると、たしかに器用だ。だがそれだけでは、何かが足りないのだ。私が彼らに望むのは、小器用な台詞こなしや、軽やかな身体の動きではなく、そこに、人間としての輝きを見る事だ。人間それぞれの異質なもののぶつかり合い、つまり不調和な調和。そこに、演劇の面白さの一つがあるように思う。 台詞は人間の言葉なのです。「どう美しく声を響かせようか、どう綺麗に発声しようか、どのような抑揚で喋ろうか」と工夫する時点で、そこにはもう人間の声は消え失せ、生活者の姿は見つかりません。そのような俳優は、悲しいかな、いずれAI に簡単に取って代わられること続きをみる

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闘う!
2023/12/10 00:33アメブロ

例えばそれが闘病の為であれ、其々の孤独の中、精一杯生きる意味を見つけようと朝が来るのを待つ人達が居ます。病魔と闘っている方々は、身体が沈んでいく様な倦怠感に襲われながら、それでも自分なりに精一杯何かを探して、生きているのです。治療法も確立していない難病を抱えながら、明日を信じて孤独な闘いに耐え忍ぶ人のある事を、意識の朦朧とする中、それすら出来ない人のいる事を忘れてはなりません。 それらの人達のブログを拝見する度事に、彼らが、病の床にありながら、幸せの本質を捉えようと家族や他人に愛を注ぎながら明るく生きる姿には,頭の下がる思いです。そのご家族に思いを馳せれば、言葉を失い、天を仰ぐのみです。 私には何も出来ません。 私にしても自分の意思を無視して、例えば、ただ「肉体」が生きているだけの日常の連続だとしたら、それだけは避けたい屈辱だと思うのです。 何かをなさねばなりません。 ましてや、私の様に好きで自分の道を選んだ人間には、多少の病の気怠さを抱えながらも、自分の仕事をし続ける事で、それが誰かに勇気を与え事ができれば、それこそ私にとっての生きている証であります。 そんな折、養成所の生徒の指導を引き続きをみる

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