大桃美代子（おおももみよこ）

沖縄めんそーれ。

沖縄の独特の文化は、奥深く何度も訪れたくなるのです。

今回は久しぶりに首里城へ。

2019年に火事で全焼した首里城の再建が行われています。

見るものないんじゃない？と思うかもしれませんが、

再建途中だからこそみられる、、、

今しか見られないものが多く、おすすめしたくて記事にしています。

首里城は１４世紀ごろに創建されたとされ、

中国や日本文化が混在する琉球独特の城。

国王とその家族が居住する「王宮」であり、

神女たちを通じて王国祭祀を運営する拠点だったそう。

日本軍の駐屯地になり、各種の学校等として使われたそうです。

１９４５年に沖縄戦で焼失し、戦後は琉球大学のキャンパスになったそうです。

その後復元された首里城は、2019年に焼失し

現在再建中。

と、流れがわかったところで、首里城に行ってみましょう。

まずは守礼門から入城。

沖縄ロケでオープニングを撮った場所です。

懐かしい

坂を登って歓会門、漏刻門、、、と進み

大きなプレハブの建物が見えてきます。

その壁面には、首里城が描かれています。

消失したお城の場所ですが、このプレハブの中が復元現場。

職人さんの様子がガラス張りになっていて、

作業風景を見ることができるのです。

全国の宮大工さんが集められ、

組み木の復元が行われています。

ビデオと作業の様子、

３階建のプレハブを登ると、

基礎や、建物、瓦の様子が目の高さで見られるのが圧巻。

復元されたら、下からしか見ることができない場所を

近くで見ることができる。

火災でも焼け残った龍の石像があったり、、、

首里城の歴史は、沖縄本島の復興の歴史です。

完成は2026年。

展示は進展の都度変わるらしいので、

沖縄に行くたびに違う景色を見られます。

失っても再建していく沖縄。

地力の高い場所。

この姿を見ていると、

「また、頑張ろう」と思えるのです。

再建に寄付をすることもできるので、

サイトをご覧になってください。

この再建、日本にとって大事なものだと感じています。

沖縄に行かれたら、首里城へ。

再建をお祈りしています。

小出インターから魚沼インターへ

地元のインターチェンジの名称が変わりました。

「小出」から「魚沼」インターへ。

魚沼市制施行20年。

おめでとうございます。

20年前、中越地震のすぐ後の魚沼市への転換。

地震で壊れた故郷はどうなるのだろう？市民の皆様も不安な時期だったと思います。

地震の復興の姿を伝えたい、、、

地元から出来る発信はなんだろう？と

始めたのが、魚沼で「お米を作ること」でした。

復興米として売上の一部を義援金にさせていただきました。

それが「桃米」です。

魚沼市に変わって20年。

お米は知っていただいていますが、もっと素敵な場所も人も、イベントもたくさんあります。

住み続けられる町づくり、、、SDGsのターゲットの一つです。

魚沼市になって20年。

この地域に生きて、守り続けた方がたくさんいらっしゃいます。

感謝です。

そして、これから魚沼を作っていってくれる子供達に何を残せるのか？

この度「魚沼市PRアンバサダー」を拝命いたしました。

魚沼市のこと、これまで以上に盛り上げていてたらと思います。

同じ高校の

おばたのお兄さん（性格のいい好青年でした）

そして、魚沼ホルモンの伝導師でもある

アーティストの星野裕矢さん（伸びやかな素敵な声です）

魚沼アンバサダーとしてコラボも出来るかも。。。

魚沼市の２０歳の記念の魚沼インター誕生。

魚沼インターで降りて、尾瀬ルートへ。

行ってみて下さいね。

スイス大使館のスペシャルディナーにご招待いただきました。

スイスは8月の「国際農業ジャーナリスト会議」に参加して、サスティナブルな農業の事例を見させていただきました。

山岳地帯での過酷な農業で自給率を維持するファーマー。

安全保障としての食糧など、日本とは状況の違う国の成り立ちなど

教育、考え方の違いなど興味深い国です。

在大阪スイス領事館　フェリックス・メスナー領事にご挨拶させていただきました。

大使館で働く人々は、その国を映し出す鏡。

大阪のEXPOも出展されるテーマをお聞きしたら「魅惑のスイス」

「発見」「共創」「探究」など。

人間拡張（AI)なども入ってかなり革新的になりそう。

スイスのお話に「そんなことが？」「ほー」っと思うことに驚いていると

サスティナビリティーな農業も関係があると。

私が関係する環境負荷を少なくする農業がお役に立てるかも。

パビリオンの素材もその後家具などに転用可能になったり

世界観とイメージのブランディング、聞いていてワクワクしました。

楽しみな大阪EXPO2025。

ハイジ’s バーも登場して革新的なハイジが見られるかも。。。。

ロボット工学の研究者にもお会いできて、情報こうかんさせていただきました。

スイスの公用語は４つ。

ドイツ語、イタリア語、フランス語、ロマンシュ語。

会話で右の人とはイタリア語、左の人とはドイツ語、、、と

落語家のように人によって使い分ける。

教育って大事〜。と感じた瞬間でした。

みなさん、クレバーでキュートで、素敵。

国を背負って仕事をする方の気概ですかね。。。

大阪EXPO2025はもうすぐ。

海外の方が、たくさんやってきます。

インバウンド需要ですでにホテルが値上がりしている関西。

楽しみですね。

スイスの皆様、愛を込めて日本でお待ちしていますよ。

中越地震から20年

UXの報道特別番組

「中越地震から20年　教訓つないで」

に出演させていただきました。

2004年の午後5時56分。

日本の中山間地（国土の64%）で起きた最大規模の地震被害。

当時、新潟の魚沼で被災し、

自家用車に乗って取材し、電話リポートしました。

暗闇にライトで映し出される壊れた町の姿が忘れられません。

変わらないと思っていた地元の壊れた姿。

停電、連絡もつかず、不安な夜。

新幹線が脱線し復旧にかなり時間がかかりました。

山古志村のヘリコプターの村民救助。

新潟県で起こっていることとは信じられなかった。

復旧まで3年かかりました。

そこからの復興。

今年の元日の能登地震。

今も復旧作業が続いています。

生活再建に不安に押しつぶされそうなかたもいらっしゃると思うと、胸が苦しい。

必ず、復興する日が

きます。

新潟の震災が地震大国の過去であり、未来の姿です。

中越地震からの復興の姿が、教訓となり繋いでいます。

地震当時に中学生だった岡アナウンサーの地元小千谷では

復興イベントが行われています。

小千谷市の山本山高原では

「オヂヤホタル」を開催しています。

今までいただいたご支援と感謝の思いを伝えると共に、

能登地震の復興を願う光のメッセージ。

能登の輪島市の千枚田で毎年行われていた

「白米千枚田　あぜのきらめき」で使用していたライトをお預かりして

（ペットボタル®️）15000個も入ったライトアップ。

能登復興の願い「のとわじま ふっこう いのる」の文字が浮き出されています（動画）

被災地のつながりがここに。。。。

話を番組に戻しますね。

地震は必ず来ます。

それがいつあるのかわからないだけ。

平時の備えが防災になり減災になります。

もし、万が一、、、

想像してみてください。

その時、どうするのか⁉︎

教訓は繋がれて知恵となり、文化に。

番組で改めて復興の姿を伝えてくれたTV局の地域に寄り添う姿勢に感動しました。

震災時は中学生だった岡アナウンサー。

今や報道のエース。

あの震災があったから、地域とつながるきっかけになりました。

桃米をつくるご縁をいただいた皆様に感謝です。

中越地震が伝えているもの。

普段は見えないけれど

市民の間に根付いている意識。

改めて、実感しました。

災害に備える。

家族や職場で話すきっかけになっていただけたら幸いです。