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1995年10月4日-1996年3月27日/テレビ東京
シンジは自己の内宇宙を漂い、己の不安と向き合う。自分が望むのは孤独な世界か、それとも今までのように他人とつながっていられる世界か。“人類補完計画”が進行する中、自己の安息を願う少年は、可能性の世界の存在を知る。
信じる者に裏切られ、全てを失ったシンジは、心の深淵(しんえん)をのぞき込む。彼はその深い闇の中で、自らの存在理由を自問する。全てを拒絶し、自己の存在すら危うい少年に、救いの手はあるのか。現実が、世界が、心の闇の中で急速に閉じてゆく。
アスカに代わるエヴァ弐号機のパイロットとして、“フィフスチルドレン”の少年、渚カヲルがやって来る。シンジは彼を唯一語り合える存在として意識する。しかし、カヲルがゼーレによって送り込まれていたことが判明し、シンジは過酷な選択を迫られる。
新たに出現した使徒の迎撃に出撃したレイは、肉体と精神を侵食されてしまう。その救出のため、委員会の凍結命令を破り初号機を起動させたゲンドウだったが、シンジも使徒によって侵食されそうになる。その時、レイは自分自身の意志によって、ある行動に出る。
アスカとエヴァ弐号機のシンクロ率が低下し続け、アスカは焦っていた。彼女の頭には幼き日の残酷な記憶がフラッシュバックする。アスカは自分の存在価値を示すため、命令を無視して使徒迎撃に出撃するが、沈黙したままの弐号機に、そのプライドは完全に打ち砕かれてしまう。
ゲンドウの独断先行を憂慮するゼーレは、冬月を連行し詰問する。軟禁状態の中で、冬月の脳裏にすべての始まりとも言える1999年のユイやゲンドウとの出会いから、2000年の“セカンドインパクト”やネルフの誕生など、現在に至るまでの出来事がよみがえる。
シンクロ率が400%に達したシンジの肉体は初号機と融合してしまう。エヴァに取り込まれたシンジを救出するため、リツコらによるサルベージ作戦が計画される。
真相を知ったシンジは激しい怒りを覚え、エヴァを降りる決意を固める。第3新東京市を去ろうとするシンジの前に、第14使徒が現れる。第14使徒がネルフ本部を襲撃する中、シンジは一人の男と出会う。
アメリカからエヴァ参号機が日本に到着し、ミサトらが起動試験の準備を進める。そんな中、シンジらはそれぞれの思いを胸に前日を過ごしていた。しかし試験開始直後、参号機が使徒に寄生されている事が判明する。参号機を第13使徒と認定したゲンドウはシンジらに参号機撃滅を命じる。
アメリカのネルフ第2支部がエヴァ四号機と共に消滅した。そんな中、ネルフ本部にてエヴァ参号機の起動試験が行なわれる事となる。そして“マルドゥック機関”により、新たにエヴァ参号機の専属パイロット“フォースチルドレン”が選ばれる。
ディラックの海”と呼ばれる虚数空間を持つ第12使徒が現れ、油断していたシンジは初号機ごと使徒の内部に取り込まれてしまう。ミサトたちが救出を模索する中、使徒に取り込まれたシンジはそこで不思議な体験をする。
かつての恋人・加持に対し、ミサトは今も複雑な感情を抱いていた。そんなミサトを、加持は優しく受け止める。しかしミサトは、加持がネルフに所属していながらネルフを内偵している事を知っていた。加持によって“セントラルドグマ”へ導かれたミサトは“あるもの”を目にする。
人類補完委員会の招集を受けたゲンドウは、本部に使徒が侵入した事を否定する。一方ネルフ本部では、リツコによってパイロットと機体との相互互換試験が行われていた。しかし、零号機からシンジへの精神汚染が発生し、零号機が暴走してしまう。
初めてネルフ内部に侵入した第11使徒は、すさまじい勢いで進化しながら施設を汚染していた。そして“マギシステム”をハッキングした使徒は、ネルフ本部の自爆を提訴する。これに対し、リツコは“とある作戦”を立案する。
自らを大気圏外から落下させて、ネルフ本部に直接攻撃をしようとする第10使徒。南極にいるゲンドウと冬月に代わり、昇進したばかりのミサトが本部で指揮を執る。成功率が極端に低い作戦を提唱するミサトに対し、リツコはそれを私的な復讐心だと指摘する。
ある朝、第3新東京市は停電になる。これを外部の人間によるものと判断したゲンドウと冬月は、“マギ”と“セントラルドグマ”の維持に努めるが、運悪くそこへ第9使徒が現れてしまう。シンジらがネルフ本部を目指す中、職員たちは手動でエヴァの発進準備を進めていた。
ネルフは浅間山の火口内に羽化前の第8使徒を発見する。そこでネルフは、使徒を生きたまま捕獲・回収する作戦、“A-17”を発令する。3体のエヴァのうち、唯一極地戦用特殊装備に対応可能なエヴァ弐号機に溶岩にも耐えられる特殊装備を施し、アスカが捕獲作業に向かう。
新たに襲来した第7使徒は、アスカの攻撃により2体に分離してしまう。この分離した使徒を倒すには、同時に両方の核に攻撃を加えるしかなかった。そこでミサトは、シンジとアスカに完璧に同調した動きを修得させるため、ユニゾンの訓練を始める。
シンジとミサトら4人は、EVA弐号機を搬送中の太平洋艦隊に向かっていた。到着したシンジらの前に現れたのは、セカンドチルドレンである惣流・アスカ・ラングレーと、ミサトの元恋人である加持リョウジだった。
シンジはリツコから、“セカンドインパクト”の隠された真相を伝えられる。そんな中リツコとミサトは、エヴァに対抗して建造された巨大人型自走兵器・J.A.(JET ALONE)の完成披露会に出席するが、披露されたJ.A.が暴走してしまう。
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2024年4月24日21:00
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