DARKER THAN BLACK・流星の双子のあらすじ
旅の終着点であるサンシャイン水族館にたどり着いた蘇芳。同じころ黒は、みずからの過去と向き合うことを決意する。三鷹文書に記された”未来の記憶”の最終段階が、始まろうとしていた。≫脚本=菅正太郎 演出=千葉大輔 絵コンテ=岡村天斎 作画監督=伊藤嘉之
麻子との再会を果たした蘇芳。不安な面持ちだったが、麻子に抱き締められ、安堵(あんど)の表情を浮かべる。そして蘇芳は、自分を紫苑(シオン)と勘違いしている麻子に、蘇芳であることを明かす。しかしそのとたん、麻子の表情が一変。蘇芳なら8年前に死んだはずと口にする。思いがけないことばに耳を疑う蘇芳。そればかりか、麻子は蘇芳を拒絶しはじめた。ショックを受け、その場を後にする蘇芳。彼女の小さな体は悲しみに震えていたが、心のよりどころである黒(ヘイ)は姿を消したままだった。≫脚本=岡田麿里 演出・絵コンテ=岡村天斎 作画監督=石井百合子
さまざまな苦難のすえ、東京にたどり着いた蘇芳は、幼いころに別れたきりの日本人の母の行方を探っていた。カメラマンだった母の写真集を手に、撮影場所をかたっぱしから回り、母の足跡をたどる蘇芳。そしてついに彼女は、ゲートの近くにある母のマンションを見つけ出す。≫脚本=大西信介 演出=大西景介 絵コンテ=岡村天斎 作画監督=小田嶋瞳、根岸宏行
東京へ向かう寝台特急・カシオペアの車内で、蘇芳はターニャと再会した。かつては親友だったが、今は敵同士である2人の決着のときが迫る。そのころ、ターニャの上司・レプニーンは、爆弾が仕掛けられたカシオペアの乗客の命と引き替えに、黒にある取り引きを迫っていた。≫脚本=大西信介 演出・作画監督=伊藤秀樹 絵コンテ=もりたけし
北海道から本州へ渡ろうとする黒たちだが、あらゆる交通機関に追っ手の手が伸びていた。そこで黒は、裏社会の便利屋に手引きさせることにする。便利屋の車で北海道を脱出する黒たちだが、便利屋には黒が知らない稼業があった。そして蘇芳の前に新たな契約者が現われ……。≫脚本=大西信介 演出・絵コンテ=金子伸吾 作画監督=石井百合子