冬の光

信仰心をつきつめたものの、神の境地までは達することができずに苦悩する若い牧師の姿を名匠ベルイマンが描く。実は監督自身も僧職者の息子。もし家業に就いていたら、という仮定のもとにつくられた映画だ。忠実に職務を遂行してきた牧師トーマス(ビョーンストランド)は、妻の死後生きる喜びを失い、信仰にも疑問を抱く。そんな時、漁師ヨーナス(シドー)の独白を聞くが忠告ができず、ヨーナスは自殺してしまう。