プラチナエイジ

香織(榊原郁恵)は、ウガンダに行くのをやめたと告白。智恵子(池上季実子)や和子(宮崎美子)は安堵(あんど)の表情を浮かるが、晃司(宅麻伸)だけは険しい顔に。やがて晃司は香織と出会ったころの話を始め、自分の気持ちを貫いてウガンダへ行くよう促す。3組の夫婦はそれぞれの思いを話し合い、互いが選ぶ人生に向かって動きだす。

• 榊原郁恵
• 池上季実子
• 宮崎美子
• 春田純一
• 中本賢
• 宅麻伸

認知症でも夢を追い掛けたいという思いから、キックボクシングの大会出場に向け練習していた純一(春田純一)の対戦相手が決まる。純一は、晃司(宅麻伸)に自分が勝ったら香織(榊原郁恵)に本心を打ち明け、引き止めるよう迫る。試合当日、純一のパンチが鋭く決まり、応援に駆け付けた智恵子(池上季実子)らが歓喜の声を上げる。

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• 宅麻伸

智恵子(池上季実子)は純一(春田純一)が手帳に何やら熱心に書いているのを見掛ける。ボクシングジムの人の名前だと純一は話すが、智恵子は自分のことすら忘れてしまうのではと不安になる。一方、香織(榊原郁恵)と晃司(宅麻伸)も、時枝(長内美那子)の老人ホーム問題が解決せず、かたくなな時枝に頭を痛めていた。

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和子(宮崎美子)の母・昌代(田根楽子)と共に父の一郎(車だん吉)が岩村家に現れ、一緒に住みたいと言う。家を売らなければならないので無理だと断る和子や吾郎(中本賢)の前に、一郎が2000万円を差し出す。実家の敷地に高速道路が通ることが決まり、大金が入ったという。一郎らに救われ、和子夫婦は家を売らなくて済むことに。

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吾郎（中本賢）が詐欺に遭い、1500万円をだまし取られたと家族に打ち明ける。少しでも失った金を取り戻したいとあがく吾郎だが、状況は好転しない。吾郎は以前、和子（宮崎美子）から渡されていた離婚届に判を押し、差し出す。しかし、和子は「もう一度やり直せばいい」と励まし、離婚届を破り捨てる。

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晃司（宅麻伸）の調べで、吾郎（中本賢）が詐欺に引っ掛かったことが判明。いくら証拠を突き付けられても、吾郎は事実を受け入れられず、翔也（小林豊）のライブが終わるまで和子（宮崎美子）に黙っていてと懇願。そんな中、智恵子（池上季実子）は店でカフェを始めると意欲的な純一（春田純一）にどう諦めさせるか、頭を悩ませる。

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香織(榊原郁恵)は、ようやく起き上がれるまでに回復した時枝(長内美那子)から、もう二度と自分の前に顔を出さないようにと突き放される。香織はその日はおとなしく帰るが、翌日がしゅうとの命日だったため、再び時枝の元を訪ねる。一方、智恵子(池上季実子)は店の家主から、いきなり家賃の値上げを宣告され、困惑する。

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香織(榊原郁恵)は時枝(長内美那子)の面倒を見ていたが、時枝は家を出た香織を拒絶する態度を取る。全て身から出たさびだと頭を痛める香織は、息子・達也(滝口幸広)と妻の周子(街田しおん)仲がうまくいってないことにも責任を感じる。周子は香織のウガンダ行きと晃司(宅麻伸)の逮捕騒動の影響で、実家に帰っていた。

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純一(春田純一)の娘・未来(永池南津子)の結婚式が近づく。智恵子(池上季実子)は純一が未来の写真を何度も真剣な表情で見る姿を目撃する。純一と吾郎(中本賢)はおそろいの手帳を使っているが、みんなで集まった際、お互いの手帳取り違え持ち帰る。智恵子と和子(宮崎美子)が交換するが、智恵子は吾郎の手帳の中身を気にする。

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イギリスから帰った智恵子(池上季実子)は、純一(春田純一)の病気をみんなが知っていることに憤慨。香織(榊原郁恵)が事情を説明しようとしても、聞く耳を持たない。香織と大げんかした智恵子は、晃司(宅麻伸)や和子(宮崎美子)から、自分がいなかった間に、純一の身に何が起きていたのか聞かされ、香織に感謝し平謝りする。

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純一（春田純一）が再び、台所のコンロの火をつけたまま出掛けてしまい、鍋の油に引火してしまう。香織（榊原郁恵）は智恵子（池上季実子）が帰ってくるまでの間、純一と時枝（長内美那子）の世話をしたいので、家に泊めてもらえないかと晃司（宅麻伸）に頼む。そして、香織はみんなに純一の病気のことを話してしまう。

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時枝（長内美那子）が体調を崩し、倒れてしまう。過去に軽い脳梗塞を起こしたことから、医者は入院を勧めるが、病院嫌いの時枝は言うことを聞かない。もうすぐウガンダに行く香織（榊原郁恵）に心配をかけたくない晃司（宅麻伸）は、伊佐山家を訪れた和子（宮崎美子）に時枝のことを黙っていて欲しいと頼み込む。

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智恵子（池上季実子）は純一（春田純一）からキックボクシングを始めたいと言われ、動揺する。自分がしっかりしている間にもう一度ボクシングを始めて、亡き父に「逃げていない」と言いたいのだという。必死に訴える純一の姿と、純一にも人生の目標が必要と言う香織（榊原郁恵）の言葉に智恵子は押し切られる。

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智恵子（池上季実子）に何も言わず出掛けた純一（春田純一）は、キックボクシング大会の会場へ。ところがその途中で、自分がどこに行こうとしているのか分からなくなる。道に迷った純一は、ある少年に出会い、会場に連れて行ってもらう。そして、会場でさまざまな人と出会い、やがて少年時代のある出来事に思いをはせる。

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智恵子（池上季実子）が購入を希望している、イギリスの家具が手に入らない可能性が出てくる。現地での交渉が必要となり、智恵子は純一（春田純一）に、一緒にイギリスに行ってくれるよう頼む。一方、弁護士を辞めた晃司(宅麻伸)は夢のために、チェロ作りに打ち込む。香織(榊原郁恵)はそんな晃司を見て、誇らしく思う。

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香織（榊原郁恵）が智恵子（池上季実子）に呼び出されカフェに来てみると、香織の母・美佐子（中村メイコ）の姿が。和子（宮崎美子）やその母・昌代（田根楽子）、智恵子の母・晴子（北林早苗）もいた。智恵子らに促され、香織は母・美佐子にウガンダ行きの話をする。翌朝、ショックを受けた美佐子は置き手紙を残して帰ってしまう。

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和子（宮崎美子）の家にも和子の母・昌代（田根楽子）が突然訪れる。湘南観光にでも来たのかと思いきや、和子の家で暮らすと言う。田舎から送られてきた大荷物に和子も吾郎（中本賢）も驚く。さらに娘の由美（西慶子）も実家に住むと言い出す。このままでは老後がめちゃくちゃになってしまうと、吾郎は必死に抵抗する。

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智恵子（池上季実子）らの家具店に、智恵子の母・晴子（北林早苗）が現れる。晴子は智恵子の兄夫婦と同居していたが、兄の嫁とは折り合いが悪かったようだ。母が認知症で困っているので施設に入れるまでの間、預かってくれ、という兄の無責任な話に言葉を失う。そして智恵子が店に戻ると、晴子はいなくなっていた。

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香織（榊原郁恵）の出て行った伊佐山家に、香織の母・美佐子（中村メイコ）がやって来る。晃司（宅麻伸）は慌てて香織に家に戻るよう連絡する。香織らは、別居していること、香織が若い男とウガンダへ行こうとしていること、晃司が訴えられたことを隠そうとするが、娘の京香（馬渕英俚可）が発した軽口でばれてしまう。

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ウガンダに行ったと思っていた香織(榊原郁恵)が現れ、智恵子(池上季実子)も純一(春田純一)も驚く。純一と智恵子のことが心配で行けなかったと言う香織に、二人はあきれる。そんな中、夫の晃司(宅麻伸)が釈放されたと知り、安どする香織だが、事の真相を聞きショックを受ける。香織は晃司の無実の罪を晴らす決意をする。

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