キャプテン翼のあらすじ一覧
静岡県大会決勝へと駒を進めた南葛SC。若林も復帰し、万全の布陣で相対するのは志水小。ゴールキーパー川上を擁する堅実な守りのチームだ。その川上の指示で翼は志水小から徹底マークを受ける。得点力の要を抑えられた南葛SCは川上の守るゴールをなかなか割ることができない。一方で南葛サイドも若林が守備に冴えを見せ、相手に得点させない。試合が0対0で膠着する中、志水小が取った次なる作戦は“若林つぶし”だった!
全国少年サッカー大会静岡県大会。初戦からハットトリックを決めて波に乗り、準決勝まで勝ち進んだ南葛SCの次なる相手は島田小。決定力の低いチームだと踏んだ南葛SCは、足を負傷している若林には大事を取らせ、代わりに森崎をゴールキーパーに選出する。しかし、開始早々意表を突かれ、島田小に先制を許してしまった!その後も攻め上がるものの、攻撃のリズムが掴めず、苦戦する南葛SC。さらには会場に雨が降り出し…。
全国少年サッカー大会に向けて選抜チーム南葛少年サッカークラブこと南葛SCが発足!メンバー30人の中に選ばれた翼たちは全国大会に出場する最終メンバー15人を決める練習に参加。若林たち修哲小出身のメンバーと紅白試合を行うことに。そこに突如謎の少年が現れる。日向小次郎。そう名乗った少年は易々と修哲メンバーから豪快なプレイでボールを奪い去る。さらには若林が守るゴールにも強烈なシュートを放ち...!?
若林の強力なシュートが南葛ゴールに突き刺さった。延長戦の残り時間が5分を切るところでリードを許してしまった南葛。同点に追いつくぞと反撃を誓う一方、修哲もダメ押しにとさらなる追加得点を狙う。4分、3分、2分…と試合終了の笛が迫る中、岬とのコンビネーションで攻め上がる翼。そしてそれを迎え撃つ若林。――南葛と修哲、果たして勝利の女神はどちらにほほえむのか!?
修哲の先制で幕を開けた後半戦。翼はロベルトも唸るゲーム感覚を見せるが、なかなか点に結びつかない。さらには、修哲の必勝パターン“とりかご”に大苦戦。なんとか石崎がガッツを見せて突破口を作り出すが、その際に足を痛めてしまう。誰か代わりはいないかと困っていると、翼たちの前に今日南葛小に転校してきたという少年・岬太郎が現れる。岬の華麗なボールさばきに、翼たちは石崎の背番号11を託すことを決める。試合時間、残り10分。勝負の行方は!?
ストライカーの翼が守備につくという意表を突いた南葛の作戦に、翼との勝負にこだわっていた若林は激怒し、対抗戦は50点が目標だと咆哮する。練習試合では30対0で下した南葛だけに誰もが修哲の得点はたやすいと考えていたが、翼の活躍、そして石崎たちの光るプレイでゴールをなかなか奪えない。業を煮やした若林はゴール前を飛び出し、攻めてこいと翼に強烈なシュートを蹴り込む。――これは若林からの挑戦状。そう受け取った翼はドリブルでグラウンドを駆け上がり、若林へ直接対決を挑む!
いよいよ修哲小との対抗戦が始まった!野球にバレーボールに柔道にと、各種目しのぎを削る中、その勝敗は最終種目であるサッカーの試合結果にゆだねられた。湧きあがる歓声に緊張が走る南葛イレブン。それに対し、余裕な様子で会場に現れた若林は翼に再度1対1の勝負だと宣戦布告をする。若林との勝負だけでなく、試合にも勝つと答えた翼が取った行動は、ゴールに攻め上がるフォワードではなく自陣を守るセンターバックに付くというものだった。
若林率いる修哲小との対抗戦を控え、翼はロベルトと早朝練習に毎日励んでいた。そんな時、修哲小が練習試合を行うことを知り、翼たち南葛小サッカー部のメンバーは偵察に訪れる。井沢、来生、滝、高杉と若林以外にもそうそうたる実力の選手がひしめく修哲小。そのプレイを目の当たりにした翼は倒しがいがあると目を輝かせる。そんな翼に負けていられないと石崎たちも奮起!早朝はもちろん、登下校時も常にボールと一緒の特訓生活が始まった!
…憧れの背番号、ナンバー10。ロベルトのブラジル代表時代のユニフォームを見せてもらい、興奮してはしゃぐ翼は“いつか最強の日本チームの一員になって、世界と戦う”と夢を語る。そのことを喜ぶ半面、どこか浮かない表情を見せるロベルト。そのロベルトの机の上にはある大学付属病院から送られた一通の封筒が置かれていた。心配になって中身をのぞき見た翼の母・奈津子は思いがけず衝撃的事実を知る。
翼の家に元ブラジル代表のプロサッカー選手・ロベルト本郷が居候することに。南葛小サッカー部の監督に就任した彼は、翼に“とっておきのプレゼント”を用意する。それは浦辺率いる西ヶ丘小との練習試合だった。修哲と同じく30点の点差で南葛に勝つと豪語する西ヶ丘小に対し、翼、石崎たちは今の自分たちの全力で挑む。…ここにニュー南葛小サッカー部、始動!
若林に「ちょうせん状」をたたきつけた翼。翼のものすごいキック力に狼狽(ろうばい)を隠せない若林だったが、自身がキャプテンを務める修哲小Bチーム全員を抜くことができれば対決を受けると言い放つ。圧倒的不利な条件に反駁する石崎を横目に、翼はあっさりと条件に応じる。謎の男・ロベルト本郷が見守る中、後に日本サッカー界をけん引していくことになるふたりの少年の初対決の火ぶたが切って落とされた!
静岡県南葛市に引っ越してきた大空翼。生粋の“サッカー小僧”である翼は引越しの手伝いを放り出して、ドリブルで街へ繰り出す。その途中、通りかかったグラウンドで運命的な出会いをした。彼の名は、若林源三。修哲小の天才ゴールキーパーだ。中学生を相手に、次から次へとゴールに飛び込むさまざまなボールを止めて見せた彼の手腕に感銘を受けた翼は若林とサッカー対決することを決意。「ちょうせん状」と書きこんだボールを丘の上から若林邸にたたき込む…!