マロニエ王国の七人の騎士のあらすじ
旅の途中、幼い頃から知っている眠くないのささいな振る舞いの変化に、エリーは違和感を抱き始める。そして言葉にできないまま、夜の長い国へと足を踏み入れる。そこは青い花が咲き誇り、“夜”そのものをまつる美しい国で、年に一度の祭典“ヴァルプルガ・イブ”の準備が進められていた。しかし、その影で眠くないは不穏な空気を感じ取る。夢に忍び込む“何か”がささやくとき、この世界の秘密が少しだけ解き明かされていく。

長男・眠くないは、城代の娘・エレオノーラとの婚約をあっさり受け入れる。その裏でさまざまな思惑が交錯していた。そんな中、城内で騎士たちによる剣の勝ち抜き戦が行われ、六男・剣自慢と、眠くないの婚約者となったエレオノーラが準決勝に勝ち進む。兄弟が見守る中、互いに一歩も譲らぬ激戦が繰り広げられる。そしてエレオノーラは、“夜の長い国”へ旅立つ眠くないに同行する騎士長補佐に選ばれたことを知る。
四男の寒がりやはその正体に気付かず、男装したブリュンヒルデ姫に心惹かれる。しかし、寒がりやは彼女の周囲で不可解な出来事が相次いでいることを知り、その裏に何者かの妨害があるのではないかと疑い始める。真相を突き止めようと動き出したとき、寒がりや自身の身にも異変が起こる。一方、各国へと派遣される“大使”の一人目には、長男の眠くないが選ばれる。そして、彼の婚約者も決まろうとしていた。
八つの国からなる大陸の中央に位置する、マロニエ王国。この国で騎士を束ねる女将軍・バリバラには、七人の個性豊かな息子たちがいた。「眠くない」「博愛」「暑がりや」「寒がりや」「獣使い」「剣自慢」「ハラペコ」それぞれ異なる資質を持つ彼ら息子たちの大義は、ただ一つ。「いつか、かっこよくお姫様を助けること!!」兄弟たちは七つの国へ“大使”として旅立ち、運命の相手を見つけていく。





























