門脇麦、水原希子の演技に『鳥肌がたった』 映画「あのこは貴族」共演や役柄を語る“特別映像”が解禁
門脇「希子ちゃんの退き際ってめちゃめちゃ凄くて」
「女の子2人の映画って世界中でも今までもたくさん作られてきているけど、お互いバラバラに1歩1歩歩む、そういう映画は見たことが無かった」と、語るのは門脇。「今までになかったガールズムービーになる」と自信を覗かせるその姿とは裏腹に、劇中では、少ないセリフと控えめな表現で箱入り娘の華子を見事に体現した。
さらに門脇は、“結婚=幸せ”であることを信じ、家族や家柄といった狭い世界の価値観から抜け出せずにいる華子について、「自分が“これをしたい”と決断することで、家族が傷ついたり、裏切ってしまった、ということもあるからレールを踏み外せない」と分析をしながら、「台本を更新していく喜びがすごくあった」と、当時の撮影を振り返っている。
一方で水原は、自身が演じた美紀という役柄を「挫折を繰り返しながらも、自分の居場所を一生懸命見つけて強く生きていく女性」と語る。
門脇同様、現場で進化していく台本や物語を肌で感じたようで「実際やってみて(台本より)もっと膨らむ感じはあったよね」と振り返っており、その言葉を裏付けるように、映像内では、岨手監督と念入りに話し込む門脇、水原の姿も映し出されている。
現場での共演シーンでは「(美紀の演技で見せた)希子ちゃんの退き際ってめちゃめちゃ凄くて」「鳥肌がたった」と、水原を褒め称える門脇。そんな門脇に対し、「かっこよかった」と賛辞をおくる水原。同時代を代表しながらも、真逆とも言える持ち味を持つ女優2人の個性が静かに交わる共演シーンは、同作の大きな見どころだ。
2⽉26⽇(金)から全国公開
監督・脚本:岨⼿由貴⼦
出演:門脇麦、水原希子、高良健吾、石橋静河、山下リオほか
原作:(「あのこは貴族」集英社⽂庫刊)
配給:東京テアトル/バンダイナムコアーツ
(C)⼭内マリコ/集英社・『あのこは貴族』製作委員会
公式サイト:https://anokohakizoku-movie.com/
公式 Twitter:@aristocrats0226