蒼井優&阿部サダヲW主演作やポン・ジュノ監督作など、GYAO!にて「キネマ旬報ベスト・テン」受賞作品の無料配信が決定
動画配信サービス・GYAO!は、キネマ旬報社が選出する「2020年第94回 キネマ旬報ベスト・テン」と連動し、過去の「キネマ旬報ベスト・テン」受賞作品を無料配信すること発表した。
邦画では、カンヌ国際映画祭コンペティション部門に選出された「寝ても覚めても」(2018年)、蒼井優と阿部サダヲが主演を務めた、沼田まほかるの人気ミステリー小説が原作の「彼女がその名を知らない鳥たち」(2017年)、WEB初無料配信となる「ツィゴイネルワイゼン」(1980年)、「陽炎座」(1981年)などがラインアップ。
洋画は、村上春樹が1983年に発表した短編小説「納屋を焼く」を原作に、物語を大胆にアレンジして描いたミステリードラマ「バーニング 劇場版」(2018年)や第89回アカデミー賞作品賞を含む3部門を受賞した「ムーンライト」(2016年) 、「パラサイト 半地下の家族」で韓国映画として史上初のカンヌ国際映画祭パルムドール(最高賞)を受賞したポン・ジュノ監督の「グエムル 漢江の怪物」(2006年)などを配信する。
「キネマ旬報ベスト・テン」は、1924年に当時の編集同人の投票によってベストテンを選定したことを発端とする映画賞。現在はのべ130人の映画評論家や日本映画記者クラブ員を中心に選定されており、その年齢、所属の幅も広いことから、当年の映画界の実勢を反映する最も中立的で信頼に足る映画賞という評価を業界内外から受けている。2月4日(木)には、第94回の発表と表彰式が開催される予定となっている。