<監察医 朝顔>野間口徹、上野樹里との“初共演”に「非常に心地良く芝居ができました」
3月1日(月)放送の上野樹里主演“月9”ドラマ「監察医 朝顔」(毎週月曜夜9:00-9:54、フジテレビ)第2シリーズの第16話に、野間口徹が出演することが決定。野間口が出演への喜びや、見どころなどを語った。
第15話で、朝顔の祖父の嶋田浩之(柄本明)が見つけ、母・里子(石田ひかり)のものかと思われた歯を、朝顔は正式にDNA検査に出すことに。検査の結果、歯は里子のものではなく、里子が被災した場所から遠く40kmも離れたところで、同じく被災をした女性のものだったことが明らかになった。
第16話では、朝顔と平は、遺族で、その女性の孫・下井雪人(野間口)に会いに行く。もっと早く歯を検査に回すべきだったことを、下井に詫びる朝顔。下井は歯を見つけてくれたことに感謝の言葉を述べる。
下井の祖母も被災してからずっと行方不明だったようで、祖母への思いをポツリポツリと朝顔たちに話し始める下井。そして、下井は朝顔たちに意外な提案をする。
過去、映画「陽だまりの彼女」(2013年)に上野演じるヒロインの中学生時代の担任役で出演した野間口。その際はヒロインの中学生時代の登場のみで上野と芝居の絡みはなく、今回が初共演となる。
野間口が演じるのは、これまで朝顔、平、浩之をつないでいた“歯”の遺族という重要な役どころ。上野、時任との圧倒的な芝居が、見る者の心を大きく揺さぶるシーンを作り上げる。
さらに、第16話では一家殺害事件の犯人にソックリな男性を目撃したという人間が、野毛山署に現れる。事件は2011年に野毛山署管轄内で発生し、被害者は小学生の男児と両親の3人家族で、全員が右ほほに十字の傷をつけられて自宅で惨殺されていた。
ほどなくして、犯人とおぼしき男性の目撃情報が寄せられ、その身体的特徴に酷似していた一家の知人を警察は逮捕。しかし、証拠不十分で知人は不起訴になり、いまだに犯人は捕まっていない。
そんな中、犯人を目撃したという人間の登場に、もしかすると捜査が少しでも進展するかもしれないと、色めき立つ野毛山署。
そこへ新たに事件が発生。一家殺害事件が起き、今は空き家となっている被害者の家の中で、なんと右ほほに十字の傷がある身元不明の男性の遺体が発見された。野毛山署にとって因縁の事件の歯車が回り出す、クライマックスへ向けた激動の第16話となる。