「男はつらいよ」の魅力に迫る寅さん祭り!山田洋次監督セレクトの名場面集も
3月20日(土)夜6時から、BSテレ東で「春だ!さくらだ!寅さん祭り」を放送する。MCは、山田洋次監督も認める“寅さんファン”の立川志らくが務め、山田監督、倍賞千恵子、桜田ひより、笹野高史らが出演。ほかVTRでは、吉岡秀隆、後藤久美子、前田吟が登場する。
BSテレ東ではこれまで、4K修復された「男はつらいよ」49作品を放送し、3月21日(日)には第50作「男はつらいよ お帰り寅さん」を無料テレビ初放送する。今回の特番では、山田監督自らが監修した「“寅さんの夢”名場面集」や、「『男はつらいよ』にも出演していた日本映画史に輝く名優たち」などを紹介。そして山田監督、倍賞らが今だから語れる貴重なエピソードや、寅さんの魅力を語りつくす。
山田洋次監督 コメント
「男はつらいよ」シリーズ50作を全部つなげると84時間49分、つまり3日と12時間49分かかります。この中には渥美清さんをかこんで、大勢のすばらしい俳優さんが登場しますが、今回その名優たち、名バイプレーヤーたちにスポットライトをあてて、映像をセレクトしてみました。さらに冒頭に描かれるドタバタナンセンスの夢も、面白くつないでみました。すてきなゲストの人たちと共に、寅さんシリーズを振り返ってみていただきたいと思います。
倍賞千恵子コメント
私の人生の半分以上は、「男はつらいよ」にかかわっているんですよね。50年で50作、“諏訪さくら”という役を演じてきたということは、本当に私の「人生」。 かけがえのない、誰も経験できないことを、私は経験したんだなってとても誇りに思っています。
夢のシーンで寅さんが浦島太郎になって、煙が出てきて源ちゃんがお爺ちゃんになっちゃったりするシーンがありますが、この映画はまさに玉手箱だと思うんですよ。その玉手箱の中に日本人の人情とか、生活とか、世の中の移り変わりといったようなものがいっぱい詰まっている映画なんですよね。
3月20日(土)夜6:00ー8:24
BSテレ東