加藤シゲアキ、先輩・木村拓哉を“あわよくば超えたい”横内謙介のコメントに「やめてください!(笑)」
NEWSの加藤シゲアキが4月3日、主演舞台「モダンボーイズ」の公開ゲネプロ及び取材会に登壇。約3年半ぶりの舞台出演に「今の時代ともシンクロする昭和初期、演劇を上演することもかなわない時期のブレイクスルーの物語です。壁を乗り越えるヒントを、舞台を通して過去から学べると思い参加させていただきました。何より上演できることがうれしいです。新年度、新しい場所で頑張る方が多いと思うけど、見た方が一歩踏み出す気持ちになってくれたらうれしいです」と語った。
「モダンボーイズ」は、1994年に横内謙介が書き下ろし上演された、昭和レトロ感満載の青春群像劇。日中戦争直前、プロレタリア革命を志す学生・矢萩奏(やはぎ・かなで/加藤)は、座付き作家・菊谷(山崎樹範)と出会い、成り行きから浅草のレビュー小屋でレビューの人気者・浅草エフリィとなって、自分にしかできない革命を見いだしていく。取材会には他に脚本の横内謙介、演出の一色隆司、キャストの山崎、武田玲奈が登壇した。
まず最初にあいさつした横内は、27年前に木村拓哉主演で上演された幻の戯曲(1994年『洒落男たち~モダンボーイズ~』)を今また上演することについて「パルコから、新作もいいけど旧作をあらためて世に見せたいと言われまして、結果的にいいブラッシュアップの機会になりました。27年の間に僕にも世の中にもいろいろあって、それが全部入っているので、大改訂になった」と経緯を説明。
さらに「途中で加藤さんが出ることになったと聞き、かなり“忖度(そんたく)”したんです、もしかして作家である菊谷栄(を主役)に書き直した方がいいのかと。でも本人に聞いたら『木村拓哉先輩がやったことを継承したい、あわよくば超えたい』というので、それならば、と。レビューっぽく漫画チックに作っていたものを、ジャズを採り入れて大人っぽく変えました」とひょうひょうと説明した。
作:横内謙介
演出:一色隆司
出演:加藤シゲアキ / 山崎樹範 武田玲奈 坂口涼太郎 溝口琢矢 松田賢二 きづき 伴美奈子 羽子田洋子 清瀬ひかり 紺崎真紀 橋本菜摘 大川亜耶 須田拓未 / 加藤虎ノ介 神保悟志 大鷹明良
東京公演:4月3日(土)~4月16日(金) 東京・新国立劇場中劇場
大阪公演:4月28日(水)~4月30日(金) 大阪・COOL JAPAN OSAKA WWホール
https://stage.parco.jp/
◆【ジャニーズ番組まとめ】はコチラ◆