名古屋嬢ハルコ(大地真央)のセリフから見える、独特な文化の一端「名古屋あるある」を紹介＜最高のオバハン 中島ハルコ＞
大地真央主演のオトナの土ドラ「最高のオバハン 中島ハルコ」(毎週土曜夜11:40-0:35、フジテレビ系)の第6話が5月15日(土)に放送。ゲストとして、ハルコクリニックの事務長・大谷将(合田雅吏)の父・卓役に清水紘治、その恋人・愛菜役に結城モエが出演。さらに、警視総監役で物まねタレントのゆうたろうが登場する。
同作は、愛知・名古屋出身の“アラ還”毒舌スーパーレディ・ハルコ(大地真央)が、ひょんなことから知り合った庶民のダメンズ女子・菊池いづみ(松本まりか)を振り回しながら、東京と愛知を舞台に世の中の悩みをバッサリ斬り倒していく痛快ストーリー。
第6話では、クリニックの事務長・大谷が父・卓の46歳差の再婚話にうろたえ、ハルコといづみは大谷のため卓の恋人・愛菜の本当の狙いを探るべく、愛知・蒲郡市へ向かう。少子高齢化問題に加え、年の差授かり婚、さらには外国人窃盗団を追う警視総監まで巻き込んで、ハルコが縦横無尽に暴れまわるという様子が描かれる。
“名古屋愛”満載のエピソード、ハルコのセリフに見る「名古屋あるある」
そんな同作では、ハルコの痛快な毒舌もさることながら、毎回名古屋の文化を表した“名古屋愛”満載のエピソードにも注目が集まっている。
しかし、視聴者からは「名古屋ってそんなところなの？」「ドラマとして盛られた話じゃないの？」などと驚きの声も。第6話の放送を前に、過去放送回を振り返り、ハルコのセリフからその独特な文化の一端“名古屋あるある”を紹介する。
第1話・素晴らしき“ツレ”文化、でもココまでする？
「名古屋には、ツレを大事にする文化があるのよ」
“ツレ”とは辞書によると、道連れ、同伴者、仲間、伴侶、配偶者の意味。名古屋以外の地域でも使われている言葉だが、名古屋での使われ方には人と人とのつながりの濃さがより感じられる。
名古屋では何かあればツレに頼み、自分が役に立てない場合はツレのツレへ、頼める＆役に立つツレがたくさんいるのが“人望の証”。東京・大阪に次ぐ大都市でありながら、互いに助け合って生きていく文化が今なお残っているという。
ドラマ内で描かれた、“ホテルの支配人が小学校の同級生”で自分(ハルコ)に”恩がある”からといって「迎えの車もよこさないなんて、どういうこと？あなた、タクシー代、払っといて頂戴」とドアマンに言って快諾されたり、自分のツレ(いづみ)の分までスイートルームが用意され、豪華なルームサービスの料理までもタダになったりするのは、まさに、ハルコの人徳のなせる業である。
毎週土曜夜11:40-0:35
フジテレビ系にて放送
