ディズニー&ピクサーの最新作「あの夏のルカ」が6月18日(金)よりディズニープラスにて見放題で独占配信が開始される。北イタリアの美しい港町ポルトロッソを舞台に“最高の夏”を描く本作で監督を務めるのは、「カールじいさんの空飛ぶ家」のストーリー・アーティストを始め、「リメンバー・ミー」「トイ・ストーリー4」などさまざまな作品に参加しているエンリコ・カサローザ監督。そんなカサローザ監督とスタジオジブリとの意外な関係性が明らかになった。
大のジブリ好きだと明かしているカサローザ監督は、Twitterでスタジオジブリの公式アカウントにコメントをし、それに対してスタジオジブリもコメントに返信をしたり、「ピクサー大好き」とつぶやくなど相思相愛ぶりを見せている。
カサローザ監督は「ピクサーとジブリは仲が良い。ピクサーでジブリ映画のダビングをやったりすることもあるんだよ」とスタジオ同士の仲の良さを言及し、「ピクサーでは、よく『一番好きなジブリ映画はどれか』を語り合うゲームをやるんだ。1本を選ぶのは難しいけれど、僕はよく『となりのトトロ』を挙げるよ」と好きなジブリ映画を明かした。
アニメーション業界のデジタル化が進む中でも時代の流れに乗ることなく手描きの制作を貫くジブリの信念に、カサローザ監督は感銘を受け、本作でも手描きの制作手法を取り入れている。
また、本作の舞台であるイタリアの“ポルトロッソ”という街の名前は「紅の豚」の主人公“ポルコ・ロッソ”からきていたりとジブリのオマージュも作品には詰まっているという。
カサローザ監督は、宮崎駿が生まれ故郷を愛する思いが強いのと同じように、“故郷のイタリアで親友と過ごした忘れられない夏の思い出を本作で表現したい”という気持ちから、今回誰もが経験した“あの夏”の友情と感動の物語を作り上げている。
6月18日(金)よりディズニープラスにて見放題で独占配信
監督:エンリコ・カサローザ 製作:アンドレア・ウォーレン
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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