素晴らしい作品を生むのは“共犯関係”を結んでいるチーム
また、来年の「BRANDED SHORTS」に期待することを問われると、「審査する中で素晴らしいね、と言っていたのは、企業というクライアントと制作陣がこの世界を良くしようというビジョンにおいて“共犯関係”を結んでいるチームが制作した作品。
観客や消費者とのコミュニケーションも大前提なんですけど、チームの中で最終的な目標はその商品を売るということなのか。
『BRANDED SHORTS』がなぜ映画祭の中にあるのか。人の心を動かす、政治的な対立を分断させるのではなく、融和させたり昇華させたりする、芸術の一つとして『BRANDED SHORTS』を考えたときに、チームの中で対話がされている作品こそ、より外の対話へと開かれていくのかなと」と述べた。