<静岡のチカラ>池上彰が被災地熱海を緊急取材、命を守るために心掛けておくべきことを伝える
ジャーナリスト池上彰が、さまざまな静岡の「チカラ」や「課題」に迫るシリーズ第12弾「池上彰の発掘!静岡のチカラPart12」(夜6:57-8:00、静岡朝日テレビ)が7月21日(水)に放送される。今回は、池上が大規模な土石流災害が発生した熱海市の現場を緊急取材し、視聴者とともに「なぜ被害が大きくなったのか」を考える。そして、第10弾、11弾に引き続き、リニア新幹線の問題を徹底解説していく。
熱海土石流災害
7月3日、熱海市で大規模な土石流が発生し、多くの死者・行方不明者を出した。伊豆山の上部にあった「盛り土」が被害を甚大化したとされ、川勝知事は「天変地異、天災の新しい形」と発言した。
その状況下、池上が熱海で現状を確認し、被災者の声に耳を傾けた。地元消防団員の生々しい証言からも分かる土石流のすさまじさ。盛り土に加え、自ら熱海を歩いて知った独特な地形からも、今回の大災害を検証する。
そして、今後、静岡県民、国民が水の災害から命を守るために心掛けておくべきことを伝えていく。
リニア中央新幹線の問題
6月20日開票の静岡県知事選挙で大きな争点となったのは、リニア中央新幹線の問題だった。結果は、「大井川の命の水」を守ると主張し、リニア工事に慎重な川勝平太知事が圧勝で4選を果たした。
この選挙戦でクローズアップされたのが、くしくも対立候補が発した「ルート変更」という案だ。果たして「ルート変更」は現実的なの、そもそもリニアにはどんなメリットがあるのか、知事選後のリニア問題の行方を池上とともに考える。
ゲストにガダルカナル・タカ、田中要次、林マヤ、橋本ありすアナウンサー(静岡朝日テレビ)が登場。司会進行は佐野伶莉アナウンサー(静岡朝日テレビ)が務める。